優先順位をつけるには、「嫌われる勇気」がなければいけない | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
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を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

ピータードラッカーの言葉に、

 

「優先順位に関して重要なことは、

分析ではなく勇気だ」

 

というのがあります。

 

 

本質ズバリ!

まさに核心に迫る言葉です。

 

 

私も時間術を探求し、

企業でも教えていますが、

 

タイムマネジメントの要諦の1つは

「優先順位」です。

 

何を優先して、何を劣後にするか、

何をやって、逆に何をやらないと決めるのか?

 

これらの問題は

確かに分析的側面があるようで、

最終的には、

 

目標、なりたい姿、成果の設定

 

 

それに向かうために

やるべきこと

 

そして、

それが決まったら、

 

 

やらないことを決めること

 

そして、

舵を切るには「勇気」が一番重要であるということ。

 

 

たとえば、

将来、海外で仕事をしたいと思って

英語の勉強に取り組むとしましょう。

 

しかし、毎日夜遅くまで仕事をしていると

結局、帰ってからやる気がしないで

ズルズルと「やらないとな・・・・」と思いながら

実行できない状態が続きます。

 

ここで、

英語の勉強の時間を優先するという

まず意図が必要になります。

 

そして優先順位をあげたら、

次は、切り捨てるものを決める

 

 

たとえば、

メールチェックは頻繁にやらずに

まとめて行う

 

と決めたとします。

 

議事録は逐次議事録ではなく、

要点をまとめて、その会議の場でつくってしまう

 

という方法を聞いたとします。

 

無駄な会議だと思い、

定例会議を減らそう

 

と思いついたとします。

 

 

 

でも、、、、、、

不安や恐怖が出てきませんか?

 

メールチェックをしていないと

「おい、メールしたのに見てないのか?返事が最近遅いよ」

と上司から怒られるのではないか。

 

議事録を要約的につくったとして

「こんないい加減な資料だとわからないよ。

 誤字脱字が多いよ」

 

と言われるかもしれないと思うと、

いつもの作り方に安住しようとします。

 

 

定例会議もなくしたら、

「集まらないことで、言った言わないというトラブルが

 起きるのではないか?」

 

という不安があるかもしれません。

 

 

そう、全部、この心理的不安、予想不能性への恐怖、

批判への恐れが付きまといます。

 

そして、「まあ、いつも通りやっていれば安全」

という選択をしたくなる。

 

結果として、やるべきこと、時間捻出はできず、

最終的にしわ寄せとして、「英語の勉強は先延ばし」

になるわけです。

 

 

優先順位として、プランニングは重要です。

 

しかし、最後はこれを最優先事項だと決めたら

あとは、徹底的に他を減らして捻出する工夫をしなければ

なりません。

 

それは、痛みとの戦い。

 

 

私も独立当初からやっていた請負の研修講師を

バッサリとなくす決意をしました。

 

本を書く時間をつくるためです。

 

本は正直、研修講師の仕事に比べると

お金になる度合いは少ないです。

 

印税より講師フィーの方が時間単価は高いです。

 

本は、マックのバイトよりも時給が低いのではないか

(売れなければ余計に 笑)

 

しかし、本というアウトプットが重要なのではなく、

1つのテーマをとことん探求して習慣化メソッドを開発することこそ、

私の使命であり、喜びです。

 

もちろん、講師業も楽しくて没頭するのですが、

それは大道芸人のような感じでその場で喜んでもらう快感。

 

メソッドを開発して言語化する作業は、

建設業のような感じで、

すごく時間がかかる途方もない作業であり

辟易とするプロセスもありますが、

最後に何か積み上げた、何かを残した感覚になれる。

 

もちろん、これは私はという前提で、人を育てること

そのものが何かを残すというのも1つの見方。

 

これは価値観ですね。

 

 

それはさておき、

本を書く時間を取ると決めたら、

収入源の大きな柱であった講師業を減らさなければいけない。

 

しかし、これは勇気がいりました。

 

断ったら次は全くなくなるのではないか。

 

少なくとも請負講師業が大きな仕事の柱であった

私にとってはプロ講師業は手放すのが怖い。

 

少なくとも1日あたりの充足度があったわけですし、

収入の安定もある。

 

しかし、人気が出てきてどんどん増える講師業は

スケジュールを圧迫していきます。

 

人生でどれだけの探求時間が取れるだろうか、

こんなことを長期で考え、目標設定したのちに、

「習慣化に関するコンテンツ開発、およびサービス」

だけに完全集中すると決めて、他を捨てました。

 

2年ぐらいは勇気との戦いでした。

 

しかし、今完璧に、

100%習慣化の探求が中心になっていくと、

以前のフェースを収入面でも超え、

満足度は飛躍的に高まりました。

 

もちろん、

一時的には収入の大幅減を経験しましたが、

枯渇した分、新鮮な水で新しく自らの内なる湖を

潤せるようになったというか。。。

 

 

いずれにしても、勇気がいったわけです。

 

優先順位は、「嫌われる勇気」がなければ

真の意味で設定できないのだと私は思います。

 

嫌われたらどうしよう・・・

批判されたらどうしよう・・・・

気分を害したらどうしよう・・・

恥をかいたらどうしよう・・・

失敗して何か言われたらどうしよう・・・

 

と必死に、嫌われないための努力をしていると

やらないこと!を決めることができない。

 

 

7つの習慣で有名になった

優先順位マトリックス(緊急性と重要性)

はすごく思考整理に役立ちますが、

 

結果的に第二領域(急ぎじゃないけど重要なこと)

に集中するためには何かを捨てないといけない。

 

思考整理とともに必要なのは

「勇気」

 

最後に、でも勇気って湧かない、

やっぱり怖いですよね。

 

そんなとき、魔法の言葉があります。

 

「1回やってダメなら、すぐに戻す」

 

です。

 

メールチェックを出社すぐにするのではなく、

1時間だけ集中仕事に没頭する。

 

ということを1日だけやってみる。

 

思い切ってやってみると、開始1時間ぐらい

見ないことは平気だと思えるかもしれません。

 

弊害があるかもしれません。

 

やっぱり上司から「メール見てないのか!!」と

言われて通用しないかもしれない。

 

であれば、「すぐに戻せばいいのです」

 

いいと思ったらすぐに

「始めるフットワークの軽さ」

は、

「ダメならすぐにやめる潔さ」

とセットの時に最高の効果を発揮します。

 

ということで、何を優先しますか?

そして何をやめますか?

どんな弊害がありますか?

それを乗り越えるセルフトークはなんですか?

 

 

 

 

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