習慣化コンサルタントの古川です。
今日は、具体的に
どうすれば心の豊かさを高めることができるのか
を紹介したいと思います。
習慣1.朝、主導権を握る行動をする
まず、心の豊かさ幸福度を左右するのが
「コントロール感」です。
ポジティブ心理学では、幸福の公式とは、
「H=S +C +V」幸福happiness = 規定値Set point + 生活状態Condition of living +自発的活動Voluntary Activities
と定義されています。
簡単にいうと、1つ目の規定値とは、
物の考え方、捉え方です。
2つ目の生活状態とは、
日々の出来事、人生における出来事(幸運、不運)です。
3つ目の自発的活動とは、
人生や生活を自分で選んだ活動をしているか、
もしくは自分で選んだ感覚を持って生きているかというものです。
たとえば、日常生活で、休日、夜更かしをして、
朝10時に目醒まし、だらだらとテレビを見てぼーっと過ごしてしまう。
1日、何も予定していなかったので、
無計画に過ごしてしまい貴重な休日が終わっていく
という1日を想像してみてください。
気分に流されて、自己コントロール、
規律がないと豊かさは下がります。
逆に、早起きに人気があるのは、
自己コントロール感、主導権を握るものとして
自発的に取り組む活動だからではないでしょうか。
「自分で決めた時間に起きる!」
というルールを守ることは、
自発的な活動であり、
会社の出社時間に起こされるというのは
他動的な生活になります。
ちなみに3つ目の自発的活動は、
幸福度への影響力は、50%もあるのです。
ただし、生活のコントロール感は、
早起きに限りません。
会社についてからの行動も同じで、
出社してすぐにメールを見て、
振り回されるのではなく、
今日やるべき重要な仕事を一仕事片付けてから
メールチェックを始めるだけでも
優先順位のコントロール感が得られます。
習慣2.夜、1日を振り返る
古今東西、人気のある習慣の1つは日記です。
1日を振り返る内省する時間があると、
日々何気なく流れていく出来事にも
感謝や達成感、自己反省など噛み締めて、
次なる良い流れをつくることができます。
ただ、1日を振り返ると言っても、
日記ばかりが方法ではありません。
私は、感情習慣を豊かにする
という意味においては、
「充電、放電リスト」を書いて振り返ることをお勧めします。
放電したこととは、
自分のエネルギーが消耗したことを書きます。
・朝から、突発のトラブル対応で疲れた
・報告資料が未完成のまま、明日に先延ばしした。
・ジムに2週間以上行っていない
・部屋の整理ができておらず、雑然としている
などです。
自分の感情を下げた要因を書いていくのです。
つぎに、充電リストです。
・今日は、注文を1件いただけた
・1時間、ゆっくり本が読めた
・今日1日1万歩を達成できた
・18時に退社できた
など、自分の感情を上げたことを書きます。
大切なことは、
自分の感情エネルギーが何で消耗して、
何で充足されているのかがわかるとどの行動を減らし、
何を増やせば心の豊かさが高まるのかがわかります。
漠然と感情を豊かにすると言っても、
掴み所がないので、現状の感情を左右している
出来事や行動を見ていくと
その調整変数がよく分かります。
習慣3.翌日の段取りを決める
多くのビジネスパーソンは、
仕事、家庭含めてやるべきことが多く、
「時間がない」という感覚に襲われていると思います。
感情のレベルを下げるのは、
タスクへの「未完了感」、間に合うのかどうか
という「焦り」「不安」「恐怖」ではないでしょうか。
その感情を軽減して、
翌日良いスタートを切るために良いのが、
単純ですが「翌日の段取り」を考えておくことです。
朝からスケジューリングよりも、
前日に整理しておくと、
未完了感、焦り、不安、恐怖が少し軽減します。
そして、翌日は朝から迷う、判断することなく、
すぐにロケットスタートできるようの段取りを立てておく。
よくある失敗は、
「根性を出せばできるはず」
という精神論で仕事に取り掛かると、
大幅に時間がオーバーします。
しかし、物理的に時間軸に当てはめて
タスクを計算すると、
はっきりとできること、
できないことがわかります。
そうすれば、自然と「優先順位」を考えることになります。
上記、私は、寝る2時間前に、
1日の充電、放電リスト、
明日の段取りを15分で整理して
自分の携帯にメールで送信しています。
これをやると今日1日をクローズできた!
という完了感が得られます。
習慣4.わくわく行動10のリストを書く
さて、ポジティブな感情を
どれぐらい味わっているでしょうか?
達成感、ワクワク感、好奇心、
高揚感、静寂、自由、気づきなど、
私たちはマイナスの感情を回避することで
日々精一杯だとこういう感情から遠ざかります。
そこで、私がお勧めするのが、
「1ヶ月のわくわく行動10のリストを書く」ことです。
1ヶ月は、休日が8回、
祭日があると10日休みがある月もあります。
平日も自由な時間が2時間ぐらいあれば
やれることは意外とあるものです。
小さなわくわく行動を考えて書き出してみると、
新しいポジティブな感情を生み出すことができます。
次の内容は私が
2017年7月にやったリストです。
1.釣りを体験する
2.ゴルフの打ちっ放しにいく
3.一人でバーに行き人生を振り返る
4.家族とバーベキューをする
5.太極拳を体験する
6.裁判の傍聴をする
7.高尾山に登る
8.住宅展示場に行く
9.家族と海水浴に行く
10.水上バイクに乗る
習慣5.夢や目標を見る
最後に、自分の3年後、5年後の理想を書くことです。
1日を豊かに生きたい人もいれば、
目標を見ていたい人もいます。
特に後者の人にとって、
未来の目標・夢に焦点を当てることは
気持ちを大きく高めることになるではないでしょうか?
私も毎日、朝から3年後、10年後の目標を見て
自分の気持ちをあげています。
人によっては、英語を勉強して
海外駐在員になることかもしれません。
副業を成功させて、独立するなどそれぞれですが、
今すぐできないことも中長期でコツコツ準備・努力すること
で夢は叶います。
夢がある人は、実現していなくても
それだけで心の豊かさが高くなると思います。
すべての習慣が当てはまるわけではないと思いますが、
ぜひご自身に参考になることを取り入れて見てください。
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