習慣化コンサルタントの古川です。
「座右の銘にしたいことわざ」
〜みんなが選ぶベスト30〜
(ソーシャルことわざ.com)によると、
堂々第1位が「継続は力なり!」、
第5位が「石の上にも三年」、
第7位は「急がば回れ」だったそうです。
こう見てみると、やはり「続けること」がいかに難しく、で
も人生における重要なキーワードであるかがわかります。
「ジョギングを続けたい」
「英語勉強を続けたい」
「日記を続けたい」
「ダイエットしたい」
「ブログを発信したい」
・・・・これら習慣は、
短期決戦の爆発的なモチベーションではなく、
コツコツ行動を続ける持続的なモチベーションづくりが必要です。
その時に役立つのが「数字化する」という工夫です。
ぜひ、あなたの継続するモチベーションの源としてみてください。
☆人は数字を見ると反応する!
私たちは物事を数字にする習慣を持っています。
英語のスキルアップをするのに
多くの人はTOEICのスコアを目標にします。
本質的にはTOEICの点数と仕事の実務で使う英語は
連動しないという専門家もたくさんいます。
それなのに、多くの人がTOEICのスコアを目標にするのは
「数字」にするとモチベーションが湧くからではないでしょうか?
たとえば、海外赴任の条件を
「日常業務を支障なく回せるレベルの英語力」と言われたとします。
これでは何をどう目指していいか分かりません。
しかし、「海外赴任の条件はTOEIC800点」
という数字の基準があれば、俄然分かりやすくなります。
そして、現状650点ならば、
150点をどのように埋めるかを逆算して考え始めます。
思い返してみると、
学生時代の勉強もテストの点数がなければ
努力すること自体ができません。
会社の目標にも売り上げや利益の数字があるのは分かりやすい。
習慣に目を移しても、
ダイエットならば「3キロ痩せる」と数字にすると思います。
そして体重計に乗っておもいしろいように結果が出ていると、
「もっと制限して減らそう」という気持ちが湧いてきます。
また最近ではブログを書く人が増えていますが、
アメブロでは記事ごとにアクセス数を出していて、
ジャンルごとにランキングを明示しています。
この最大の理由は、数字になると私たちは
「もっと頑張らなきゃ」という意欲を引き出しやすいからに他なりません。
こう考えると、
「私たちの脳は、数字を見ると強く反応する」という特質があると言えます。
☆結果ではなく、努力を数字にする
し
かし、結果目標を数字にするのは諸刃の剣でもあります。
TOEIC800点が目標だとして、
現在500点だと先が遠いし、勉強を半年続けても
点数が520点にしかなっていなければ、
モチベーションはガタ落ちになります。
ブログのアクセス数も、
人の反応ばかりを気にしていると
アクセス数が低い記事を書いたときは
「自分が否定されたような気持ち」になって、
徐々に自分の書きたい内容を優先できなくなる弊害が生まれます。
ダイエットも順調に減っているときはいいのですが、
停滞期がやってくると
「もうこれ以上痩せないのではないか?」
「こんな辛い想いをして結果がでないならやめてしまおうか」
と諦めてしまいがちになります。
そこで、習慣化において提案したいのは、
「結果ではなく、努力を数字にすること」です。
たとえば、英語の勉強で言えば、
努力の数字化は、
「覚えた単語数」
「勉強した時間の総量」
「テキストのベージ数」
です。
ある人は、覚えた単語数を
毎月グラフ化して積み重ねた1ヶ月の努力を実感しています。
TOEICのテスト結果はいきなり変化しませんが、
積み重ねた努力の数字は頑張った分だけ増えていきます。
そして、人間のモチベーションの原則で
もう一つ重要なことは、
「やる気は前進している実感がある時に上がり、
停滞している感覚に襲われる時に著しく下がる」
という法則を踏まえることです。
結果指標の数字は、
すぐに変化しないこともあるので
停滞感も感じやすいものです。
そして無力感になり、
やる気が低下することがあります。
一方、努力指標の数字は、
100%自分でコントロールできることであり、
毎回増えていきます。
それがどんな微々たるものでも
数字で増えている実感が得られるときに
私たちのやる気は高まります。
私が「習慣化の知恵」として
毎日配信している15分音声は、
2020年4月6日時点で1,504回まで進んでいます。
よく毎日続きますねと言われますが、
毎日配信を支えているのは3つのやる気の源があるからです。
1.自分がアウトプットしてわくわくする
2.視聴者の方の気づきになったという反応から、貢献感を感じる
3:毎日1つずつ積み上げている実感がある
この3つ目の
「毎日1つずつ積み上げている実感がある」は
何をしているかというと、ただ、タイトルの前に
「vol.1504 自分軸を表す言葉を貼っておく」
と数字を入れているだけです。
たった、これだけですが、 このプチ達成感、
積み上げ感が1,504回のモチベーションになってきました。
「毎日の一滴の努力に意味を感じるために数字にする」
単純ですが、脳の本質を捉えた方法です。
あなたがジョギングを始めたとします。
毎週3回走ると決めて、1ヶ月が過ぎたとします。
もしかしたらマンネリ感を感じるかもしれません。
そんなとき、努力を数字にしてみましょう。
走った距離を積み上げていって、
目指せ42.195キロとゲーム化して頑張るのもいいかもしれません。
生涯走行距離の目標を設定してやる気を上げるものいいです。
このように、毎日継続する努力を数字にすることで
「続けるモチベーション作り」になさってみてください。
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