習慣化コンサルタントの古川です。
「営業の成果が上がらない」
「残業が減らない」
「部下をどう育成すればいいのか?」
このようなテーマは、
考えれば考えるほどに堂々巡りしていきます。
では、どうすればいいのでしょうか?
相田みつをさんの詩を引用したいと思います。
ともかく、具体的に動くことだね。
いま、ここ、を具体的に動くー
それしかないね。具体的に動けば
必ず具体的な答えが出るよ。
相田みつを「M君へ」「新版 にんげんだもの 逢」より
具体的に動けば、具体的な答えが出る。
なぜ、そうなるのか、どうすればいいのかを
ご紹介していきたいと思います。
☆具体的に動くと答えが見つかる理由
理由1.行動すると気づきが生まれる
具体的に動くと、具体的な反応が返ってきます。
たとえば、「営業の成果が上がらない」
という問題に対して悩むより行動です。
「成績の良い先輩3名に相談する」と行動を決めて、
飲みに連れて行ってもらったとします。
ここで先輩のアドバイスや話を聞いて、
自分なりに気づくことがたくさんあるでしょう。
「うまくいく人はニーズを深くヒアリングしているな!」とか
「週に訪問している件数が圧倒的に多いな!」とか
「接待などを行い重要顧客との信頼関係づくりに時間を使っているな!」など
帰納法的に見えてくる対策は、そのまま解決策になります。
一人で悩んで堂々巡りして
自己嫌悪に陥っても何も状況は好転しません。
具体的に動くことで、
解決への具体的な気づきを得られます。
理由2.行動すると周りが応援してくれる
私が営業をやっている頃、
毎日50件のテレアポコールをしていました。
新人時代、朝、静かなオフィスで
電話新規コールをかけるのは恥ずかしいものです。
何度も断られている姿が自分で無様に見えるのです。
しかし、一生懸命頑張っていると、
先輩が「こんな風に説明したみたらどうか?」と
アドバイスを下さったり、
会社の代表電話に入ってきた問い合わせを
総務部の方が私に回してくれたこともあります。
お客様もグループ会社の情報システム部を
紹介してくれるという連鎖反応が起きてきました。
これは、一生懸命頑張ると、
不思議な形で応援してくれることの証明だと思います。
一生懸命、遮二無二頑張っている人を見ると、
力になりたい!と思うものです。
一方、問題だ、大変だと言っているだけで、
何も行動しない人にはそんな気持ちが湧いてきません。
必死になって解決策を模索して頑張っていると
周りが応援してくれる。
そこから打開策が見つかることがあります。
理由3.行動するとポジティブになる
モチベーションとは、複雑な要因がありますが、
シンプルに言えば、前に進んでいる時に高まり、
障害を感じると低下すると言えます。
私は習慣化で良く次のようなカードを使っています。
昔、ラジオ体操に通ったことはありませんか?
小さく◯の行動を積み重ねる時、やる気が高まります。
小さくとも行動できているとポジティブな気持ちになれます。
一方、×の日、何もやらなかった日は、
停滞している感じがしてスッキリしません。
必然的にネガティブな気持ちになります。
ポジティブになる簡単な方法は、前に進むことです。
前に進んでいる感じを味わう方法が行動です。
なんでもいいから行動するとポジティブな気持ちになります。
ポジティブになると、前向きなアイデアが湧いてきます。
さらに行動するモチベーションが湧いてきて、
人と情報の交差点に出会います。
この最高の連鎖を生み出すためには、
私たちの心の状態がポジティブであるかどうかです。
自分の資質を責め始めると、
「なんで自分はこうなんだ」とネガティブになりますが、
行動を修正すればいいと考えれば、
「次はこうしよう」と前向きになれます。
いずれにしても、自らのポジティビティを管理することは重要です。
☆具体的に動く行動の決め方
では、冒頭のような例に対して、
具体的動くために次のように行動を決めたとします。
「営業成績の良い先輩にアドバイスをもらう」
「残業削減のツールを見つける」
「部下育成のノウハウ本を読んでみる」
このレベルの行動も忙しい毎日の中では
結局、「何もできなかった」となってしまいがちです。
では、どうすれば具体的に動きやすくなるのか?
行動を決めるコツは、私が「超行動化」と呼んでいるものです。
超行動化のコツは、
絶対条件:「何を」「どうする」「いつ」
必要条件:「どこで」「誰と」「どれぐらい」
で考えてください。
「営業成績の良い先輩にアドバイスをもらう」
というテーマを絶対条件を入れて行動化するならば、
「今週金曜日木村先輩の都合の良い時間に、
会社の会議室で30分程、自分の現状の課題、
問題を話して先輩から解決アドバイスを貰う」
と行動変換します。
この行動に変換された文章を見てどう思われますか?
行動を進めやすくなりそうではないですか?
悩むより、「具体的に動く」。
具体的に動くためには「超行動化」すること。
ぜひご自身の問題に当てはめてみてください。
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