習慣化コンサルタントの古川です。
『習慣化の学校』という
1年間で人生を変えるコースを行なっております。
意識の高い方々が集まる学校で、
私のライフワークとなっています。
ここで大きなテーマは
習慣化を通じて自分を変える。
そのためには、自分を根底で動かしている思い込み
に気づくことが重要なテーマです。
「つい自分を責めてしまう」、
「ついやってしまう」、
「わかっているのにやめられない」
という行動や感情の正体は、
次の9つの代表的なビリーフが根底にあります。
これらのうち、どのビリーフが作動しているかどうか
深く認識しておくと自分をコントロールしやすくなります。
それでは、9つをご紹介します。
1.私は愛されない
例としては、「本当の自分を見せると愛されない」
「私は仲間はずれにされる」ということです。
両親は私を愛してない、というビリーフも含まれます。
2.私は劣っている
このビリーフは他人との比較によって生まれます。
人と比較すると優劣が生まれます。
幼少期に優れた兄弟がいた時に、
本人が劣等感を持つときに出来上がるものです。
例としては、
「私は姉に比べて能力が低い」が転じて
「自分は能力が低い」「自分は劣っている」と
どんどん一般化されていくのです。
3.私は無力である
幼少期に自分には大きな力に勝てない
と思った人は無力感を感じ続けます。
例としては、「私は何をやってもうまくいかない」
「私にはこんなこととてもできない」
「どうせ頑張っても報われない」ということで、
「自信がない」という言葉も無力感から生まれます。
4.完璧にやらなければならない
日本人は特にこのビリーフがあると思います。
完璧でなければ意味が無いという完璧への美学。
完璧主義は実は多くの精神的な苦痛を生み出します。
自己嫌悪は常に完璧にたどり着けない、
自分の中の到達不能なハードルと
現状の自分とのギャップから生まれます。
例としては、ミスは絶対に許されない、
いい加減な仕事は身を滅ぼす、
一事が万事で手抜きは悪だ、
細部に紙が宿るというビリーフから
完璧主義の思考は強化されます。
5.人から嫌われてはいけない
人との関係を維持することは
人間として生きて行く上で重要です。
家族、職場、友人との関係を良好に保つことは大切です。
しかし、これが過剰に嫌われること、
批判されること、拒絶させることを恐れるようになると
自由に新しいことをできなくなります。
例としては、相手を怒らせては行けない、
嫌われてはいけない、拒絶されてはいけない。
6.損をしてはいけない
損失回避をするという心理があります。
サンクコストの法則といって、得することより、
損することを回避したいという強烈な欲求が働きます。
よって、ビリーフでもあり心理です。
しかし、この心理が
結局多くのムダ遣いや間違った決断に導くものです。
後悔したくないという気持ちの裏にも、
損をしてはいけないというビリーフがあります。
7.他人を信用してはいけない
子供の頃に「虐められた」「友達に裏切られた」
「クラスメイトから影口を言われていた」という場合、
人を信用してはいけない、
他人は裏切るというビリーフを持つケースがあります。
このビリーフが元で、
他人と深く繋がれないという問題も起きてきます。
8.時間を無駄にしてはいけない
なぜ、ギリギリに到着してしまうのか?
あと5分でも早く出掛けられれば良いのに
と思うことはありませんか?
その場合、早く到着すると時間が無駄になる、
ギリギリまで仕事をする、
ギリギリまで何かをしていないと気が済まないものです。
時間を無駄にしてはいけない、
早く到着することは無駄になる。
よってギリギリに到着することが
最も効果的な時間の使い方だとなるわけです。
しかし、同時に「時間に遅れてはいけない」
というビリーフも作動するので、
移動中のプレッシャーは果てしないものです。
9.失敗をしてはいけない
失敗する=不完全な人間だ、
ミスをする=プロとして失格である、
本来完全であるべきだ、
という考えが根底にあります。
もちろん、ミスを減らす、なくすのはいいことですが、
反面、挑戦できない、失敗を恐れて動けない、
小さなミスを気にしすぎて
本来投入すべき仕事に力を入れることができない
という弊害ができます。
さて、どれぐらい当てはまるでしょうか?
誰でもビリーフは持っています。
それを自己認識することがビリーフに振り回されないコツです。
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