習慣化コンサルタントの古川です。
早起き、ダイエット、片づけ、勉強、禁煙・・・・
多くの人は、習慣化と言えば、
「続かない」「やめられない」
と苦手意識を持っています。
しかし、私たちの脳の本能には習慣化する機能があり、
続けることは自然なことなのです。
逆に、不自然に習慣化しようとするから
うまく行きません。
☆私たちの40%は習慣で出来ている?
デューク大学の研究で人間の40%は
習慣で出来ているという結果があります。
私たちの脳には「習慣化機能」があります。
いつも通りのパターンを繰り返すようにできています。
それが証拠に、あなたの行動も、
朝起きて寝るまでの間の行動パターンは
人によって異なるものの、
ある程度パターン化され、
同じことを繰り返しているのではないでしょうか?
たとえば、通勤ルート、朝の過ごし方、家を出る時間、
電車に乗る時間、会社に着く時間、最初に行なうメールチェック、
昼食のお店のパターン、帰りに寄るコンビニ、
家に帰ってテレビを見て、風呂に入ってスマホを見て寝る
というような行動パターンは、ほぼ意識しておらず、
無意識化されている行動です。
まるでロボットのように同じ行動を繰り返します。
習慣化は、脳の無意識領域に行動や思考を覚えさせることで
「いつも通り」のパターンを自動化させるプロセスです。
私たちが意識で処理できることは、
1日で限られています。
だから、無意識的に習慣化して
理性的に考えなくてもいいように、習慣化するのです。
さて、私たちには自然な習慣化機能
が備わっているのですが、
不自然に習慣化しようとして失敗する
3つのケースを見ていきましょう。
これを見ることでどうすれば、
自然に習慣化できるのかのヒントが得られます。
☆不自然な法則1 ロケットスタート行動
まずは、やる気に任せて、一気にロケットスタートする
パターンの行動には脳は抵抗します。
たとえば、いきなり英語の勉強毎日2時間!
ジョギング毎日7キロ!
今日から1日1500キロカロリーの食事で頑張る!
というような行動です。
脳の習慣化機能は、
いつも通りを維持することがミッションです。
そのため、今現状の習慣を守ろうと必死になるので、
刺激が大きすぎるロケットスタートの行動は
脳が脅威を感じてやめさせようとします。
→自然な習慣化のコツ
小さな一歩から初めて徐々にハードルを上げる!
☆不自然な法則2 不規則な行動
次に、脳が習慣化したがらない2つ目のパターンは、
不規則な行動です。
私たちの脳がいつも通りと認識するには、
やったりやらなかったりを繰り返さないことです。
また、タイミングがバラバラの
不規則な行動も習慣化しにくいものです。
たとえば、週に2回の資格勉強!
というのは習慣化しにくいのです。
なぜなら生活習慣の中で勉強が息づく必要があるのですが、
勉強する日としない日があると
脳はどちらが習慣化行動なのか分かりません。
資格勉強しない日は、
何かをその時間にやっているのであって、
それが習慣なのか、脳は認識できないのです。
また、タイミングも重要です。
朝勉強する日と夜勉強する日がバラバラであったならば、
脳はこれまた混乱します。
私たちは、起きている間、意識的な行動であれ、
無意識的な行動であれ、何かの行動をしています。
脳はいつも通り繰り返すものを習慣と見なします。
だから、週に2回の資格勉強というのは
理性の都合で考える習慣化であって、
脳はその他5日の資格勉強以外
のことをやっている日を習慣とみなします。
→自然な習慣化のコツ 毎日、一定の時間で繰り返す
☆不自然な法則3 曖昧な行動
最後、3つ目のパターンは、曖昧な行動です。
たとえば、次のような行動の決め方では
脳は習慣化したがりません。
「体重を5キロ減らす!」
「英語力をつける」
「深酒をやめる」
まず、「体重を5キロ減らす!」が良くないのは、
目標であって習慣行動ではないことです。
脳は「で?何をするのか?」と疑問なのです。
そこで繰り返す習慣行動を決める必要があります。
「毎日1800キロカロリー以内の食事で過ごす」
と決めれば行動の基準が分かります。
「英語力をつける」は、
スローガンのようになっていて、
何をするのかが不明確です。
「毎日、朝の通勤電車で30分、
英語のリスニングをする」
と決めれば脳は習慣行動を認識できます。
「深酒をやめる」が問題なのは、
否定語表現になっていることです。
脳は〜をしないという行動は認識できません。
常に「だから何をするの?」と行動を求めます。
そこで、「晩酌はチューハイ3本までとする」
と決めればようやくどれくらいの量を飲めるのかが分かります。
このように曖昧な行動を脳は認識しません。
それらを習慣とは見なしてくれません。
→自然な習慣化のコツ
肯定語で「何をどれぐらいやるのか?」を明確にする
以上、今回はよくある失敗から
習慣化の法則を見てきました。
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どんな分野の人に聞いても
「結局、習慣」ですよね。 と言います。
経営者も、政治家も、子育て中のママも、医者も
編集者も、マネージャーも、会社の人事部の方も
もちろん学校の先生も、コーチもカウンセラーも。
経営をするにしても習慣、
子育て(躾)をするのも習慣
勉強をさせるのも習慣
健康を保つのも習慣
人を育てるのも習慣
医療、子育て、教育、人材育成、
組織開発、マネジメント、時間管理、
メンタルヘルス、ストレスマネジメント、
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