習慣化コンサルタントの古川です。
私が習慣として1つだけしか提案できないとしたら、
迷わず書く習慣をお勧めします。
書くことがもたらす、目標達成への効果、
ストレスマネジメントの効果、時短の効果、
モチベーションアップの効果は計り知れないものです。
たった15分の書く習慣が人生を変えていきます。
1.なぜ、書くことがいいのか?
大きく3つの効果があります。
1つ目の効果は、明確に考えることができることです。
頭の中でモヤモヤ考えていることと、
言語化することとは全く違う次元で思考すること
になるからです。
イメージは曖昧でも扱えますが、
言語は具体化しなければ出てきません。
言語化するプロセスそのものが
すでに高度な思考処理をしているのです。
2つ目の効果は、
発展的に考えることができることです。
たとえば、夢や目標というのは
最初に書いてみると非常に曖昧な言葉になります。
しかし、脳は言語化された言葉に反応して、
version2,3はもう少し具体的な言葉になっていきます。
つまり、徐々に明確化し、
自分の思考の次元が発展していくのです。
3つ目の効果は、
自分の感情に気づけることです。
人生を大きく変えるのは深い気づきです。
深い気づきは自己対話の習慣の結果として生まれます。
毎日15分書くことは、
自己対話を進める習慣になります。
忙しい毎日の中で、人生について、
自分について、仕事の方向性について
考える時間はなかなか取れないもの。
毎日15分を取れば、
1ヶ月で5時間の自己対話の時間が取れます。
1年で60時間を積み重ねれば、
相当な気づきが得られます。
2.どんな内容を書くといいのか?
1週間で書いてみるといい
7つのコンテンツをご紹介します。
1日目:自分の夢・やりたいこと
人生で何を成し遂げたいのか、生きがい、働きがいとは何か、
どんな夢があるのかを思うがままに書いてみましょう。
脈絡はなくて構いません。
いいことを書こうとする必要はありません。
人に見せるものではないので、
あくまで思考を刺激したり、
自分の価値観に気づくためです。
2日目:悩み・不安・心配
心でモヤモヤ抱えている悩み・不安・心配は
全て書き出してみましょう。
箇条書きで具体的に書き出します。
まず吐き出し効果として、すっきりします。
そして1つずつ解決を講じていくことができます。
3日目:座右の銘や心がけ
自分が大好きな言葉・名言、
大切にしたい心がけを言葉で書きます。
私の大好きな言葉は、
「生まれる前より、より良い世界にしてこの世を去る」
「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」
「精進して進化する」
など11の言葉を心に刻むように書いていきます。
15分味わいながら
1文を書いていくだけで心が引き締まります。
4日目:最重要3つの目標と今週の行動
夢ややりたいこと、1年間の目標は、
今週どんな行動をとるか、今日何をするか
を考えなければ絵に描いた餅になり、
何も進みません。
そこでお勧めは、
3つの最重要目標を決めて、
10の週間行動を考えることです。
10というと多い気がしますが、
小さな行動でいいのです。
運動することが目標ならば、
今週はジムに見学予約をすると決めるのです。
このサイズのものが10ならば前に進めます。
6日目:ライフログ
自分の過去を振り返ると
自分の人生の価値観に気づけたり、
過去の振り返ることで懐かしい思い出とともに
暖かな気持ちになったりします。
3年前、5年前、10年前、
大学時代、高校時代、中学時代、小学校時代と
1時期を1テーマに振り返って、
何が楽しかったのか、どんなことに悩んでいたのか、
そこの過去のライフログを1ずつ書いてみると
いい思い出が残せます。
1週間に1つずつやれば、
3ヶ月で、12のタームを振り返れます。
あなたが40歳ならば、ざっくり3年ごと
(幼稚園小学校低学年、高学年、中学、高校、大学)」
振り返るだけで人生を見返すことができます。
7日目:1週間の振り返り(KPT)
1週間ごとに振り返りを設けることは、
時間を生産的に使う上で、
生活を豊かにする上でも重要です。
良かったこと(KEEP)、改善したいこと(PROBLEM)、
来週どうするか(TRY)を考えることで、
翌週の生産性や豊かさが高まります。
以上の内容はあくまで案です。
慣れてきたらあなたが考えたいことを
テーマに15分書いてみてください。
3.どうすれば続くのか?
書くことは、手書きをお勧めします。
手書きはタイピングとは全く違う刺激で
感情や潜在意識を活性化する効果が高いので、
ぜひ手書きで書くことをご提案します。
ノートは、私はモレスキン(B5)サイズ
の方眼ノートを使っています。
このサイズは持ち歩きがしやすいですし、
高級なノートなので書いていてテンションが上がります。
もし迷われたら、これを使ってみてください。
そして、習慣化するにはタイミングが重要です。
私は1日のスタート、
朝15分を使って書いています。
朝一番に書くと、
1日重要なことを考えて心が整います。
なるべく脳が疲れていないタイミングにして、
移動時間や出社してすぐの会社で書くのも1つです。
いろいろお試しください。
ただ最大のポイントは、楽しむことです。
楽しくなければ続きません。
上記の7つのメニューはあくまでもご提案なので、
ご自身で書いているうちに考えたいテーマ
が出てくるはずです。
自分が楽しめて考えられることが重要です。
自己対話の習慣を身につけてみてください。
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