習慣化コンサルタントの古川です。
アンケートを取ると、多くの人が、
繰り返し起きる放電的な習慣と答えるのは、
家が常に汚くて、家に帰るとため息。
いつもガチャガチャ。
暴飲暴食で運動が全くできていなくて、
朝はギリギリに起きて時間の余裕がない。
夜は夜更かし。
という状態です。
これらは生活において
すぐに自分に乱れを起こす、
慢性的な放電です。
腰痛持ちの人がずっと腰が痛い、
肩こりの人が日中ずっと辛い
のと同じように、
毎日、ずっと自分にダメージを与えるものです。
だとするならば、
これらを一気に問題解決すれば
快適になるのではないか?
これが習慣化の学校で
やっている習慣化三種の神器プロジェクトです。
家が常に汚くて、家に帰るとため息。
いつもガチャガチャ。
→片づけ
暴飲暴食で運動が全くできていなくて、
→運動
朝はギリギリに起きて時間の余裕がない。
夜は夜更かし。
→早起き(生活習慣)
です。
これを段階的に1つずつ扱います。
順番も重要。
一気に3つやればほぼ挫折します。
毎日、片づければ
部屋はどんどん、綺麗になっていきます。
もっと片づけたくなります。
断捨離にこだわりすぎて、家まで断捨離して
サブスク部屋に引っ越した人までいます(笑)
少なくともどんどん、汚くなるより良い。
どんどん、整っていくスパイラルに入ると
それだけで精神的に気持ちが良いものです。
そして、セルフイメージが上がります。
自分がだらしなくなくて、
ちゃんとしているぞ!
という気持ちほど、
1日で必要な感情があるでしょうか。
出したら片づける、
元に戻すというレベルのクセって
難し人には本当に難しい。
私もこのクセがないので、
いつも片づけていないといけないのですが、
毎日15分、5分の片づけをし続けると
3ヶ月経過した以降、自分の散らかしに敏感になり、
やたらと目につくようになりました。
聞けば笑う話でしょうが、
寝室に持ち込んだコップを炊事場に持っていくとか、
家に帰ったら洋服をかけてタンスに戻す、
ペットボトルや缶は机に放置せずすぐにゴミ箱に捨てる。
この躾レベルの習慣は、
大人になって変えにくい。
でも、片づけ習慣を3ヶ月以上続けると
これが自然とやらないと気持ち悪くなります。
1ヶ月で片づけ習慣は身につきますが、
クセ、躾レベルの変化は3ヶ月以上経って出てくる気がします。
片づけ効果は他にもたくさんありますが、
みなさんがたくさん出すのは、
あとは心がスッキリする、
頭がスッキリする効果でしょうか。
心と頭がスッキリするという感覚が味わえるなら、
朝5分間、片づけに時間を投資するのはおしくないです。
慣れれば!
運動も
単純に健康のためにやりましょうでは、
ほとんど動機にならない人も多いでしょう。
分かっていても、
日々をやり過ごすことで精一杯だし、
家に帰ってもそんな気力ないし。
そこで、お酒を飲み、
youtubeを見て、ストレスが解消仕切れず
もう寝なきゃ、明日やばい!
という時間になって布団に入る。
そして、朝起きたら「超眠い」
あー、やめておければよかったと
思いながら朝出社の準備にとりかかる人は
どれぐらいいるでしょうか?
このサイクルも習慣なので、
パターンです。
パターンを変えるのは本当に大変ですが、
運動が入るとこのようなパターンになります。
仕事から戻る。
気力ギリギリだけど、
水泳道具を持ってなんとかジムにいく。
15分でも泳げばオッケーとして
泳ぎ始めると、30分は普通に泳げる。
家に帰ると、
脳から幸福ホルモンが出ているのか、
仕事の疲労やイライラ、不安が
洗い流されていることに気づく。
いつものお酒は飲むとしても、
飲んで吹き飛ばしたいほどのストレス中和衝動には
駆られない。
そして、水泳をすると、
体がもう眠いと限界を示す。
そしてyoutubeを見る日より、
90分早く寝る。
朝、ギリギリ起床は変わらないけど、
起きた時の熟睡感、辛くない感が半端ない。
やっぱり睡眠って重要だなと
思いながら、朝の準備をする。
これが運動を取り入れた良いパターンの象徴です。
とはいえ、そうじゃない日もありますが、
基本は、こういうパターンに入ります。
私は極真空手をやっているので、
日々の体力づくりなどいろいろ意味づけを
していますが、
運動は、
・熟睡のため
・ストレスをぶっ飛ばすため
・レジリエンス(心の抵抗力)を高めるため
にやっています。
20年後、30年後の健康のため
ではなく、翌日の朝の目覚めのため、
当日の幸福ホルモンで気持ちよくなるため、
自己肯定感が高まり、身体が強くなることで
心が元気に溢れるため、
です。
当日と翌日にベネフィットがあることなら、
その日にすぐにやろうと思うし、
仮にできない日が出ても、
また取り戻そうと思います。
なぜなら、
気持ちが良いから、
圧倒的に体が軽く、
エネルギーに溢れるからです。
私たちは快を求めて、
苦痛を避ける
とよく言いますが、
だからこそ、運動を
「快」にするベネフィット、効用の意味づけが
必要になります。
でも、私もそうですが、
ここに一人だけで継続する仕組みだとやっぱり
続きにくい。
私は月曜日はパーソナルトレーナー、
水曜日は空手の稽古
と人と一緒にやっています。
毎日、習慣化の学校の受講生
のコミュニティーで実践を投稿し合っています。
こうやって人と約束したり、
ほどよく緊張感が持てる仕組みも重要です。
最後に、
早起き。
私は早起きといっても、
4時とか、5時に起きているわけではありません。
またそれを目指してもいません。
大切なことは、
寝る時間、起きる時間、充実した睡眠の
最高のバランスはどこにあるかを
探求することです。
夜に空手の稽古が入っている日は、
朝仕事は10時スタートです。
その日に無理やり7時半スタートにしても
体がしんどいだけですし、放電です。
早起きといっても、
起きる時間の早さというより、
寝る時間の早さ、
そして、寝る時間も早ければいい
わけではありません。
以前、子供と20時に寝落ちして
朝は4時起きをやったことがありますが、
これはあまり充足感がなかった。
なぜなら、
1日に自由時間がなくなり、
本来夜に読書をしたり、自分の楽しみの時間が
とれなくなったのです
1日ならばいいですが、
日々これを続けると次第に、
「拘束感」が現れ始め、
やっぱり夜、自由にだらだらするのも重要だと
気づきました。
そこで、子供を風呂に入れる担当を終えたら、
2時間ぐらい、完全自分一人時間を持ちます。
大切な探求はここから。
やっぱり2時間以上夜の自由感を取ると、
睡眠時間が削られるので、
もしくは朝早くスタートできなくなるので、
2時間をどうやって充足するものにするか
がポイントです。
youtubeを批判的に書いているように
見えるかもしれませんが、
私も空手の動画や学び動画をyoutubeで見ます。
移動時間はイヤホンで
学び動画を音声だけ聞いています。
価値ある学びが無料で公開されている
リソースは貴重ですね。
でも、youtubeはやっぱり夜はやめたほうがいい。
とにかく、誘惑が多すぎて、
テレビと同じで区切れなくなる。
どんどん深みにはまり、夜更かしになる。
何より2時間で充足感のある自由時間とならない。
3時間、4時間。。。とどんどん長くなっても満たされない。
もっと見たい・もっと見たいになっていく。
だから、夜は、読書にしています。
これだけでもの足りにない時は、
ドラマを見たりして感情が充足するところを探ります。
早起きも奥が深いのは、
寝る時間が最大のテーマになるし、
そうなると、退社時間、夜更かしタイムを
扱う必要があります。
要するに、生活習慣の改造をするわけですが、
これが色々な習慣が絡み合っていて、
一筋縄ではいかない。
だから、家をリフォームするように、
生活習慣を徐々に改造していく必要があります。
習慣化の学校2020年では、
片づけ、運動、早起きを最初の5ヶ月で完全定着する
プログラムを予定しています。
これが完璧に習慣化したら
すごく自分が変わりそうじゃないですか?
一番大きいのは、自己肯定感です。
ポジティブパワーに溢れること。
これができると、
自分が本当にやりたいこと、
天職に目覚めていくことができます。
自己効力ができて、
自己実現は生まれる。
行動習慣、思考習慣、感情習慣が
変わるとどうなるか?
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