習慣化コンサルタントの古川です。
今回は、思考習慣の土台となる
「等身大の自分を受け入れる」をご紹介します。
この習慣は、長所も短所も含めて
等身大の自分を受け入れることで
適切な自信を持つというものです。
この思考が弱いと、自分に自信がない、
何をやっても落ち込みやすい、必要以上に自分を責める
ということになります。
◆英雄たちの自己受容
アトランタパラリンピックで
金メダルを獲得した河合純一さんは、全盲のスイマーです。
生まれつき目が不自由でしたが、
中学3年生のときに完全に視力を失いました。
河合さんは、障害は克服するのではなく、
障害を自分の一部分として受け入れるところから始まる、
「障害は私の個性です」と言っています。
また、『五体不満足』の著者・乙武洋匡さんは、
両手両足が不自由な状態で生まれてきたにもかかわらず、
現在アクティブにスポーツライターとして活躍し、
結婚もして幸せに暮らしています。
ご両親は嘆くのではなく、
「この子は生まれてきたときから個性的だったんだ。
ミルクの量や睡眠時間だって、人と違ってあたりまえ。
他の子と比べないようにしよう」と考えを改めたそうです。
◆あなたの自分に対する評価は?
自分で自分をどう思うのかを、「自己評価」といいます。
この自己評価が低いと、何をやっても
劣等感や自己嫌悪感に苛まれストレスが溜まり、
ネガティブに物事をとらえがちになります。
他人の長所と自分の短所を比較して
劣等感を抱いているケースが多いのです。
一方、自己評価が適切だと、
失敗をしても次に期待できたり、
今回の経験で学ぶことはあったと
失敗を受け入れることができます。
◆第一の習慣を高める対策
1.差ではなく違いと捉える
野球でも球を早く投げられる人、
足が速い人、ヒットを量産する人、
遠くまでボールを打てる人、
それぞれ違った個性が必要です。
パーフェクトな選手は存在しません。
強みを磨き、弱点を小さくする
継続的な努力をしている人が活躍しているのです。
それは会社でも同じだと思います。
あなたの独自の個性は何ですか?
2.多様な自分を許す
心理学者リンビル氏の「自己複雑性の理論」によると、
自分を多面的にとらえず単純にとらえている人は挫折に弱いが、
自分を多面的にとらえている人は挫折に強いということです。
自分はいい加減なときもあるし、
几帳面なところもある。
内向的な面もあるし、外交的な面もある
と多面的にとらえられる人は自分を許すことができます。
あなたの中の相反する側面を受け入れてください
3.過小評価を修正する
最初に、専用ノートを持って、
自分の強み、他人から言われた褒め言葉、
過去の成功体験とその要因を書いてください。
次に、成長していく自分を楽しむことです。
1日でできたこと、成長したこと、学んだこと、
次に生かすことをノートに書き出します。
これを継続することで偏った自己評価を
徐々に修正することができます。
また、このノートは事あるごとに見直していただくといいでしょう。
以上、「等身大の自分を受け入れる」
をご紹介してきました。
是非、人生を変える思考習慣ノートを作ってください。
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