習慣化コンサルタントの古川です。
一度しかない人生、後悔して行きたくない。
自分らしい人生を生きたい。
天職を見つけたい。
このように思われる方が多いのではないでしょうか?
今回は、「自分の心のコンパスに従った生き方」
をするための習慣をご紹介します。
1.やりたいことはなぜ見つからないのか?
私は、拙著「やりたいことが見つかる3つの習慣」
http://www.amazon.co.jp/dp/4534048882
を執筆するにあたり、
多くのやりたいことを仕事にしている人にインタビューをしてきました。
彼らが共通して言うのは、
「えっ、そんなの何で分からないの?
というか考えることじゃないんじゃない?」
ということ。
確かに、何がしたいのか?
は「感じる」ものであって、
「考える」ことではありません。
しかし、やりたいことが分からないと言って、
堂々巡りしている人は必死に自分探しの旅に出たり、
話を聞いたり、セミナーに出たりと頑張ります。
そしてますます混迷が深まります。
まず、答えは外にあるのではなく、
心の中にあることに気づく必要があります。
なぜ、やりたいことが見つからないのか?
それは、
「WANT感性(好きなことを察知する感性)」
が鈍っているから。
外に答えはありません。
自分がやりたいことは、心のコンパスが教えてくれるのです。
そして心のコンパスの手がかりは
「ポジティブな感情(ワクワクする、楽しい、パワーが湧いてくるなど)」
です。
しかし、多くの場合、
この感情が表出する前に心のブレーキがかかって、
うまく「それがやりたい!」と思えなくなっているのです。
私自身も同じでした。
いくら自分探しをしても見つからない。
それは、好きなことに従って生きる、
好きなことより、すべきことを優先してきた結果、
「WANT感性」が鈍っていたからです。
この鈍った感性のままでは、
どんなに人生を変える職業に出会ったとしても
心が反応しないので、天職に出会えないのです。
そう、問題は自分の感性を回復させることにあるのです。
2.WANT感性を鈍らせる3つのブレーキ
では、この感性を鈍らせているものは何でしょうか?
ブレーキ1.自分への義務感
会社や家庭では「すべきこと」「あるべき姿」を求められます。
しかし、すべきことを優先しすぎて
自分のやりたいことを感じる感性が鈍って来る原因にもなります。
少しでも「やりたいこと」「ありたい姿」を描いて
優先する習慣をつけることが大切です。
ブレーキ2.自分への限界
「自信がない」、「どうせ無理だよ」と諦める癖がつくと
せっかくやりたいことに出会っても、
頭で押しつぶしてしまいます。
まず、出来るかどうかは脇に置いて、
素直に「こうなりたい」「これがしたい」という感情を
感じることを自分に許せることが大切です。
ブレーキ3.周りからの反対や否定
「独立したい!」「趣味で食べて行きたい」と周りに言うと、
多くの場合は否定されたり、反対されたりします。
相手はリスクを回避させるために
善意で言っているつもりですが、
現実には余計なお世話であることが多いのです。
私が独立すると決めた時、
本当に賛成した人はほとんどいませんでした。
友人から会社の上司まで
「好きなことで食って行けるほど世の中甘くない」
「ダメだったらどうするのか?」
「せっかくいい会社にいるのに・・」
と現状維持の方向にアドバイスが繰り広げられました。
このような周りからの声で、断念する、
先延ばしにするケースも非常に多いでしょう。
しかし、自分の人生を変えるためには、
「現状維持ゾーン」から「リスクゾーン」に出る必要があります。
そしてその時には、上記のような3つのブレーキが
強烈に心にかかってくるものです。
しかしそれを乗り越えた時に、新しい世界が広がります。
さて、以上の3つのブレーキを外して
WANT感性を取り戻してくことが重要。
ただ、それには多少時間がかかります。
そこでお勧めしたいのは、
日常レベルのWANTから優先していくことです。
3.WANTには3つの種類がある
やりたいこと、楽しいことには3つの種類があります。
これを、日常レベル・生活レベル・人生レベルのWANTと呼んでいます。
①人生レベル
夢やビジョンを明確にする、使命を見つける、
天職に就くといった人生の方向性を決めるやりたいことです。
3年後の理想、10年後の理想、30年後の理想、
人生で残したいこと、大切にしたい価値観などです。
②生活レベル
1年間でやりたいこと、生活レベルで実現したいことです。
仕事・成長、お金・ほしいもの、
健康・美、恋愛・人間関係、趣味・遊び、家などです。
③日常レベル
日々の生活でできるやりたいこと、楽しいことです。
食べること、働く、運動する、寝る、
学ぶ、楽しむ、リラックスするなどです。
4.WANT感性を高める方法
上記の通り、やりたいことを察知して
反応するようになるためには、
「すべきこと」より「やりたいこと」
を優先する習慣が必要です。
もちろん仕事や家庭で自己中心的になることを
推奨しているわけではありません。
しかし、感情を味わうことを後回しにすると、
この感性はいつまでも鈍ったままになってしまいます。
まずは、日常レベルのやりたいこと、
生活レベルのやりたいことを書き出して、
実践してみてください。
好きか嫌いかで判断することを
自分に許すことがとても大切です。
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