すぐやる習慣 事例 プレゼンが不安で悩んでいる | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
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習慣化コンサルタントの古川です。

 

今回は、ご紹介した3つの習慣を使って、

具体的に先延ばしを解消していく事例をご紹介していきます。

 

今回の状況 プレゼン資料作成で不安なAさん
 

Aさんは、社内で昇格試験のための

プレゼンテーションをしなければなりません。

 

しかし、Aさんは「自称、超アガリ症」。

プレゼンを想像するだけで1ヶ月前から憂鬱になっています。

 

他の同僚は話し上手な人が多く

それに比べて自分は・・・と自信を失っています。

 

こんな憂鬱な気持ちなので、

準備も先延ばしになり、

日が迫るごとにプレッシャーが大きくなっています。

 

どうすればAさんは動き出せるようになるのでしょうか?

 

古川のケース解説
 

このケースでは、Aさんの心のブレーキは

「失敗が怖い」「恥をかきたくない」「自信がない」

というブレーキがありそうです。
 

特にプレゼンに苦手意識がある人は、

緊張をどうすれば取り除けるか?

と解決策を模索しがちですが、

実は緊張は問題ではありません。

 

誰でも緊張するものだからです。

 

むしろ、緊張とプレゼンがうまくいくこととは関係がない。

大切なことは昇格試験でプレゼンを成功させること。

 

そのためにどうするか、

行動レベルに落とし込んでいかないと、

ただ不安が堂々巡りするだけです。

 

 

3つの習慣の実践
 

今回のケースはチャンクダウン(具体化、明確化)が

一番のガキとなります。

 

感情レベルのチャンクダウン、

行動レベルへのチャンクダウンが必要です。
 

まず、プレゼンで苦手意識がある、

自信がないということですが、

何に自信がないのでしょうか?

不安の所在はどこにあるのでしょうか?
 

−構成づくり 10% 
—資料作成  20%
−発表    70%
 

では、これで発表が不安ということが分かりました。
 

発表の中でどうなることが不安なのか、

チャンクダウンしていきます。

・発表で頭の中が真っ白になること?
・質疑応答で絶句すること
・役員に「こんなプレゼンくだらない」と叱責を受けること
・多くの聴衆の前でシドロモドロになること
 

という具合にさらに具体化します。
 

ここまで具体化すると対策が見えてきます。
 

もし、頭の中が真っ白になることが怖いのであれば

スライドに話すmemoを見えるようにしておく。

 

質疑応答で絶句することが怖いのであれば

「質疑応答集」を考えてみるという具合に、

どこに準備の力点をおけばいいか見えてきます。
 

そして、最後はこの1ヶ月でどのようなスケジュールで

準備を進めるかを考えます。

 

最初の1週間で構成づくりをして、

上司に確認する、次の1週間で資料を作成し、

最後の2週間で発表の練習を10回以上する。

 

そのためにスケジューリングをしていきます。

 

ここまで具体化すれば、

漠然とした不安や自信がないという感情に支配されるというより、

どうすればいいかというレベルで考えることができます。

次に、ベビーステップ(小さな一歩)で踏み出すことです。

 

今日、まず何をするのか?

 

とりあえず、過去の資料を集めてみる。

資料の構成のラフ案をノートに10分だけ書いてみるなどです。

 

進み始めると不安よりやるべきことが

はっきりしてモチベーションも湧いてきます。


最後に骨太の理由は、意味を探すこと。

 

このプレゼンを上手に乗り切ることで

プレゼンへの苦手意識がなくなる。

 

自信がついて今後プレゼンにビクビクすることがなくなるなど、

書き出してみるといいでしょう。


今回のケースは、一番の鍵はチャンクダウンです。

 

感情的になって前に進めないときほど理性、

行動レベルで考えることが重要です。


次回も事例をご紹介したいと思います。

別のケースですぐやる習慣を考えて見ましょう。

 

 

 

 

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