習慣化コンサルタントの古川です。
今回は「7つの感情ブレーキ」の後半の4つ
「嫌われたくない」「つらい」「自信がない」「後悔したくない」
をご紹介します。
<ブレーキ4>嫌われたくない
「嫌われるかも」という心理は、
その行動を取ることで相手が不快に思うのではないか
という恐れから生まれます。
過剰に嫌われることを恐れていると行動できなくなり、
自分らしく生きることができなくなります。
そのような恐れを静めるには、
以下の習慣をおすすめします。
◆書くことで思考を修正する
頭の中では非現実的で悲観的な予想
が展開されがちです。
紙に書いて客観的に見てみると、
過剰な心配をしていることに気付きます。
悲観的な予想は見える化して、
過剰さを修正しましょう。
<ブレーキ5>つらい
「つらいから」という心理は、
心理的なエネルギーが低い時にそれを上回る
負荷が大きい仕事等がやってきた時に生まれます。
つらいからと先延ばしする人の問題は、
残業中等、心のエネルギーがない時に
一番大切な仕事が残っていることです。
優先順位がついていないと
価値のあることを先延ばししてしまい、
結果長時間労働になるという悪循環に入ってきます。
対策としては、以下のようにして、
エネルギーがない時に仕事をしないことです。
◆朝一番ですぐやること第1位に手をつける
最もすぐやるべき仕事は、
気が重たい仕事で先延ばししたいものです。
その仕事を一番エネルギーのある朝一番で片づけると、
その後の仕事もスムーズに進められるようになります。
<ブレーキ6>自信がない
「自信がない」という心理は自分を過小評価、
タスクの難易度を過大評価し、
そのギャップから失敗リスクを想像することで生まれます。
「自信がない」と気弱になってしまう
ことの主な原因は以下の3つあります。
①完璧主義思考に陥って、過剰なハードルを自分に課している
②うまい人と比較しすぎている
③自分を過小評価しすぎている
対策としては、以下のように基準を変えて
小さく動き出すことが有効です。
◆比較基準を変える
まずは50点を目指してやってみる、
うまい人ではなく、前回の自分より20%増しで頑張る
など比較基準を変えれば生まれるギャップも少なくなり、
心理的な負荷は小さくなります。
<ブレーキ7>後悔したくない
「後悔するかも」は、
損をしたくないという心理から生まれます。
すぐ決断・行動できる人は、
得られるものと失うもののバランスを
合理的に考えることができます。
例えば買って一度も使っていないものでも、
自分に意味がなければ、「損切り」できるのが特徴です。
対策としては、以下のようにして
手放す不安に慣れることです。
◆メリット・デメリットを書き出す
手放すことにより得られるメリット、
デメリットを書き出すことです。
これにより損失回避の心理から
自由になることができます。
前回に引き続き、7つの感情ブレーキと
それぞれの対処法についてみてきました。
ぜひご自身に日常に当てはめてみてください。
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