習慣化コンサルタントの古川です。
今回は、先延ばしの原因となる「7つの感情ブレーキ」の
「めんどくさい」「失敗が怖い」「時間がない」への対策をご紹介します。
<ブレーキ1>めんどくさい
「めんどくさい」という心理は、
苦手なこと、複雑なこと、単調なこと、
やりがいを得られないことを
しなければならない時に生まれます。
めんどくさいと感じる時は、
完成イメージから逆算してプロセスやかかる時間
を想像することでストレスを受けています。
これが心理的な負荷となり、先延ばしに繋がるのです。
対策としては、以下のような方法で、
完成状態から一旦目を離し、プロセスに集中することです。
①小さなゴールにする
例えば、富士山を登るとして
10合目まで考えると気が遠くなるので、
まずは3合目をゴールにして、
「登りきったらごはんを食べるぞ!」と
プロセスをゴールにして小さな達成感を味わっていくのです。
②短い時間で動き出す
5分だけやってみる、という具合です。
完成イメージではなく、一定の時間をゴールにすれば
時間がきたら終わりという許可を自分に出すことで
気持ちは軽くなり前に進みだすことができます。
<ブレーキ2>失敗が怖い
失敗が怖いと感じる原因は、大きく3つあります。
自分の原因を知り、それに合った対応策を講じることで、
解決することができます。
原因1.完璧主義の発想で行動のハードルを高くしすぎている
対策としては、与えられた時間が少ししかないとすると
最低限何をするか考えることです。
過剰品質の仕事をしないよう歯止めをかけ、
完成イメージから受けるストレスを緩和させることで
動き出せるようになります。
原因2.自分の能力を過小評価して、
達成できるかどうか不安がっている
1つの経験を失敗と見るか、
成長の機会と見るかは解釈次第です。
自分の中で、失敗に思考がフォーカスしているならば、
得られるものにフォーカスし直してみてください。
失敗を一つのプロセスと思うことで、恐怖が軽減されます。
原因3.未体験への恐れを雪だるま式に膨らませている
お化け屋敷は一度入れば二度目は
怖さが随分とマシになるものです。
次の展開が予測できるようになるからです。
仕事も、経験者に聴いてみる、プチリハーサルをしてみるなど
仮体験することで予測可能なものになり、
失敗が怖いという心のブレーキも対処できるレベルに下がります。
<ブレーキ3>時間がない
「時間がない」という焦りの心理は、
大量の未完了事項を抱えて時間的、
精神的なゆとりがなくストレス過多の状態の時に生まれます。
すぐやる人は、時間的余裕をつくるだけでなく、
心の余裕をつくることにも長けています。
実は時間がないという人は、
心の余裕を失っているだけなのです。
心の余裕を生むためには、
次の2つの心がけをオススメします。
①小さな行動に意味を感じる
全て完璧にできなくても、
目の前の一歩に意味を感じることができれば、
たった5分だけでもいいからという気持ちで
手をつけることができます。
②スキマ時間を最大限活用する
通勤時間や休憩時間等、
1日にスキマ時間がどれくらいあるか
を計算してみてください。
意外とたくさんあることに気づくでしょう。
このスキマ時間の使い方が上手だと
いつの間にか仕事が進んで残業時間が減少します。
次回は、残り4つのブレーキと対策をご紹介します。
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