習慣化コンサルタントの古川です。
今回は、部下やチームメンバーの
他人の力を上手に活かす最善主義の習慣
を見ていきたいと思います。
1.完璧主義の人は、他人の失敗にも厳しい
最善主義の人は、他人の失敗に寛容である
完璧主義の人は、
自分に高い基準を要求し甘えを許さず、
妥協をしません。
どんな事にも100%、
全力投球を目指します。
そして、同じくそれを他人にも求めます。
とことん頑張らない人が嫌いで、
妥協する人を許せず、
イライラしてしまう傾向があります。
完璧主義から最善主義に移行できると、
自分が楽になるだけではなく、
相手にも寛容になれます。
他人にイライラしたり、
責めたりすることが少なくなります。
☆実践
1)自分へのルールと相手へのルールを変える
部下と上司とでは経験も違えば、
個性も違います。
求める結果はきちんと要求しても
その過程では失敗をしながら成長するものだと、
成果だけではなく成長に目を向けるようにしてみてください。
2)叱る前に聴く
部下のミスにイラっと来ても、
まず部下の事情や言い分を先に聴くことを
習慣にしてみてください。
2.完璧主義の人は、八方美人になる
最善主義の人は、一部の人に圧倒的に支持される
「人に嫌われたくない」これは正常な人間であれば、
誰しも同じことです。
しかし、「人に嫌われたくない」が過剰になると、
それは問題です。
完璧主義の人は、人間関係において
全員に認められようと頑張りがちです。
それゆえ1人に嫌われたり、
批判されるとそれだけで落ち込みます。
結果、八方美人になるのです。
最善主義の人は、嫌われること、
否定されることをある程度許容します。
仕事で新しい事をしようとすると、
必ず反対する人、影口を言う人が出てきます。
本当に支持される人に認められればいいと
割り切っている人が多いものです。
「嫌われない努力」を手放すと、
圧倒的に時間・精神的な余裕が生まれます。
☆実践
1)嫌われない努力のコストを計算する
一ヶ月で、付き合いだけの飲み会に何回行ったか?
FacebookやLineの返信にどれだけ時間を使ったか?
出なくてもいい会議に何回出たか?
を計算してみてください。
その時間を別の事に使うことができるのです。
2)付き合いの境界線を引く
余計な飲み会、FacebookやLineなど境界線を引き、
こちらが距離をおくとその分返信やコメントの数も減ってきて
より離れやすくなります。
3.完璧主義の人は、自力で頑張り続ける
最善主義の人は、他人の力を借りる
完璧主義の人にとって人に任せることは
克服すべき大きな課題でしょう。
なぜならば、失敗リスクが怖いので
自分でやった方が精神的には楽だからです。
しかし、高い成果を出すためには、
他人に任せてより価値の高い作業に
集中していかなければなりません。
だからこそ、任せることは
大切なスキルとして捉えるべきです。
☆実践
1)任せるモチベーションを高める
今ある仕事で、あなたが直接やらなくてもいい仕事、
できればお願いしたい仕事を書き出してみてください。
2)任せる恐怖を小さくする
まずは、60%程度のレベルで上がってくることを想定して、
早めに任せて残りをフォローするか、
すごく簡単なことから任せるかして、
任せる恐怖を小さくする工夫をしてください。
以上、力を抜いて「他人の力を上手に活かす」を紹介しました。
ぜひ実践し続けて習慣になさってください。
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