習慣化コンサルタントの古川です。
完璧主義の1つのネックは
精神的なプレッシャーを自分に生み出しすぎて
心が折れてしまう危険性があることです。
今回は精神的な余裕をつくる
最善主義の思考・行動習慣を見ていきたいと思います。
1.完璧主義の人は、自分を許せない
最善主義の人は、自分にオッケーを出せる
完璧主義の人は、
作成した報告資料の中で誤字脱字を指摘されたら、
自己嫌悪感を感じます。
どうでもいいことと分かっていても、
自動的に自分を責めてしまう思考から解放されると、
精神的エネルギーを無駄に消費することはありません。
実践1.小さなOKを出す
たとえば、「ジョギング1時間」を続けるためには、
何もできない日があると自己嫌悪感でやめたくなるので、
せめて「ジョギングウェアに着替えるだけでOK」
というハードルを提案します。
こういうOKが自信を育み、
前に進ませる原動力になります。
実践2.KPTをノートに書く
改善点を探り成長につなげることも重要です。
その際、K(keep)P(problem)T(try)で
自分を振り返ると納得感が高まるでしょう。
K(keep)は、やって良かった事で今後も続けたいこと、
P(problem)は、改善点です。
最後のT(try)では、
それらの良かったことや改善点を今後どうしていくのかを考えます。
2.完璧主義の人は、100点か0点で考える
最善主義の人は、グレーゾーンで柔軟思考をする
完璧主義の人は、100点か、0点か白か黒かで考えます。
白黒思考の特徴は、
白でなければ黒だと判断するという極端さです。
いざ、大量の仕事が押し寄せてきた時や、
新しい仕事を手探りで進める時には、
白黒思考は精神的に大きな負担をかけるものになります。
本当の強さとは柳のように
風に揺られても柔軟性があるということです。
実践1.常に数値化する
常に、二つに1つの世界から抜け出すには、
数値化すること。
「満足度は何パーセントですか?」
「100点満点中、何点ですか?」
と問われれば、グレーゾーンが見えてきます。
実践2.完成の基準をMUST/WAMTで考える
グレーゾーンを考えるには、
完成のイメージをMUST/WAMTの2つの基準
で発想することをお勧めします。
時間があれば欲張りWANTプラン、
最悪時間がなければ最低限ここまでやる!
というMUSTプランを決めてみてください。
3.完璧主義の人は、念のためにとモノを貯め込む
最善主義の人は、余分はどんどん手放す
完璧主義の人は、
念のためと無駄を切り捨てる勇気がないのと、
全てを取り込もうとするあまり選択の基準が明確ではない
というのがポイントです。
そこで、仕事の取捨選択と通じるところがある、
モノを捨てるという行動を通じて、
心身ともに整理された状態を保つことで、
最善主義になっていけます。
実践1.週に1回の捨てるデーをつくる
捨てる強制力を持たせるためには、
週に1回、捨てる日をつくることをお勧めします。
「これは念のため」
と思ったら、
「何が起きることを想定しているのか、
それはどれぐらいの頻度で起きるのか、
捨ててなかったとしたら何が問題なのか?」
と問いかけます。
実践2.外出かばんを小さくする
日常のビジネス鞄も小さくする事は効果的です。
本当に使うものをだけを入れて
すっきりさせる強制力が働くからです。
取捨選択思考は、思考習慣です。
以上が、力を抜いて「精神的な余裕をつくる」でした。
ぜひご自身に日常に当てはめてみてください。
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