習慣化コンサルタントの古川です。
さて、先日次のようなニュースが流れていました。
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国土交通省は5日未明、
米サンノゼを離陸し成田空港に向かっていた
全日空171便ボーイング787が1日午後2時ごろ、
三陸沖上空を飛行中、二つある空調系統が相次いで不具合となり、
緊急事態宣言を出し、高度約1万3千メートルから
約3千メートルまで降下していたと発表した。
その後、宣言を取り消し、約1時間後に成田空港に着陸、
乗客乗員163人にけがはなかった。
(中略)
国交省や全日空によると、機内の圧力を一定に保つ
「与圧」をするための空調系統が作動していないと
操縦室の計器が示し、機内の圧力も徐々に下がった。
急激な圧力低下はなかったため、酸素マスクは出さず、
与圧しなくても人体に影響のない約3千メートルまで降下した。
産経新聞より
https://www.sankei.com/affairs/news/190605/afr1906050001-n1.html
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大きな事故にならなくてよかったですね。
もし乗客で体験していたら、
飛行機が怖い私にとってトラウマになりそうです。(笑)
さて、なぜこの例を取り出したかというと、
「自己認識」の重要性のメタファーになるからです。
この例ですが、整備の問題は置いておいて、
それは、機内の圧力を一定に保つ「与圧」が交渉したため、
与圧しなくても人体に影響のない約3千メートルまで降下しようと
パイロットが判断したわけです。
なぜ、パイロットはこういう判断ができるのか?
当然、飛行機のことを知り尽くしているからです。
飛行機を知り尽くし、操縦しているわけです。
一方、私たち自身に置き換えて見ましょう。
自分のことをどれだけ操縦できているでしょうか?
自分という人間がどういう性質を持っていて、
どういう欲求や使命を持っているか?
魂が求めていることは何か?
自分にとって幸せとは何か?
パイロットが飛行機を学ぶように、
どこまで自分自身のことを知っているだろうか?
パイロットは自分の意識、
飛行機は自分という深い深い謎の乗り物
人生は、空と空路に例えられるかもしれません。
私たちは日々意識という操縦室で
自分を飛行させているわけですが、
自分をコントロールできない。
制御不能になることがたくさんある。
行動だって、生活だって、感情だって、
乱気流の中に入ったように常に揺れ動いて大変・・・
なんで、行動できないんだろう
なぜ、やめられないんだろう
なぜ、マイナスに考えちゃんだろう
なぜ、怒りをぶちまけてしまうんだろう
自分のやりたいことが分からない
などなど、、、
自分というかけがえのない存在に対して、
完璧な理解というのはありません。
禅の僧侶でも、仏陀でも、はたまた孔子でも、
もちろん、フロイトでも、ユングでも
理解し尽くすことは不可能なぐらいに未知で不思議な存在が
人間であり、私たちの心です。
だから、100%は無理。
でも、何も知らないより自己認識が少しだけでも深まると
人生という空路で自分をうまく飛ばせる。
むしろ快適な空路を選択することだってできます。
もちろん、人生という空路は、予測不能な外的要因に左右されます。
予想もつかないことが起きると思います。
幸せもあれば、苦悩に悩まされる出来事もあります。
出来事自体は変わりませんが、その解釈は自分をうまく操縦する術を
知っていればうまく調整することができます。
だからこそ、
自己認識力を日々、高めていくことは重要だと思います。
人生という空路は広く、様々な飛び方があることも、
また発生するであろうことも先人の知恵から感じ取ることは
一生続く学びではないかと思います。
それをすることで、より豊かに自分らしく
生きることができると思っています。
だからこそ、
私の音声、習慣化の知恵や、習慣化の学校で、
自己認識力を高めることを日々重要性を説き、
みなさんと一緒に自分を感じる、人生を探求させてもらっています。
やっぱり、「自己認識」が高まれば豊かに生きることができる!!
座禅でもいいですし、
エニアグラムを学ぶのでもいいと思います。
多方面の人たちと関わることで自己認識を高める方法もあります。
人生を学ぶなら、
歴史や伝記を読んだり、古典を学ぶことが助けになると思います。
ぜひ、自分を知ること、
自分を愛することは一生続くロマンスだと思って
内省する習慣をお勧めします。
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