習慣化コンサルタントの古川です。
スマホの画面を開くと、トップに
自動更新情報画面が出てくる人が多いのではないでしょうか?
LINE、Facebook、Instagram、youtubeなどの
新規更新情報が通知されると、それが気になって見てしまう。
ここから、Facebookに入ると、
どんどんいろんな人の投稿を見てしまうし、
youtubeの更新情報もサーフィンしている間に
スマホにどっぷり時間が取られてしまう。
こんな経験はないでしょうか?
どんどん中毒にさせるメカニズムがうまく組み込まされており、
ますます時間はスマホに奪われていきます。
私の携帯は自動更新通知はすべて切っていますが、
画面に最新の時事ニュースが表示される設定になっていました。
これが気になりはじめるとついクリックする。
そんな時間が無駄だなーと思って、
画面から時事ニュースを消してしまいました。
そうすると、無駄なネットサーフィンの
きっかけを撲滅したので、
目を奪われることがありません。
FACEBOOKもメッセンジャーもアプリを消しました。
ここにアクセスする習慣があると、携帯を見ると、
つい押して、意識を奪われてしまうからです。
上記は、スマホの話に始終していますが、
私たちは目に映るものから物凄く意識も感情も揺さぶられます。
たとえば、学生時代を思い出してみてください。
勉強するぞ!と机に向かうと、
雑然とした机をまず片づけ始めた経験はないでしょうか?
このままだと、集中できない、心がざわつくからでしょう。
これは、視覚に入る雑然とした机に
意識と感情が揺さぶられることを
意味しています。
それが証拠に綺麗に片づけると、
勉強に意識を集中させることができます。
五感とは、視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚のことですが、
私たちの脳に与える影響の80%は視覚です。
だから、コンビニでスイーツがこれ見よがしに並んでいたら、
つい、手が伸びてしまうでしょうし、ましてや家族が買ってきた
スイーツが目の前にあるのを我慢!我慢!と皿を下げることができるとしたら
よほどの意思がなければ、無理でしょう。
最初から、見えていなければ全く問題ないのですが、
私たちは見てしまうとそれに脳は強く影響を受けます。
この原理は、単純ですが、重要です。
悪い習慣の引き金となる、視覚情報を削除し、
良い習慣の引き金となる、視覚情報を増やす。
私のクライアントは、
テレビがリビングにあると、つい見てしまうので、
その癖をなくすために、テレビをリビングから
撤去して別の部屋に置いたそうです。
見ようと思えば、別の部屋で見れるのですが、
リビングにはテレビという物体が見えないようにしたのです。
こうすることで、以前は、
「朝起きるとテレビを見る」
「夜ごはんを食べながらテレビを見る」
「深夜のお笑い番組を見て夜更かしする」
というテレビ中毒から脱することができたのです。
もちろん、NHKのニュースなど必要なものはあるので、
別の部屋で意図して見るとして、だらだらと無目的にテレビを
見ることがなくなった分、生活のコントロールができるようになり、
具体的には、
・家族での会話が豊かになった(以前なら奥さんが話をしても夫は上の空で聞いていない)
・朝、テレビをつけてスタートする1日が、音楽に置き換わり、始動が早くなった
・夜だらだらテレビをやめて、本を読む時間が増えた
と言います。
これはただ、
テレビという物体の動線を変えて、
みんなが集結するリビングから移動したことによる効用です。
テレビがあれば、手軽につけてしまう。
つけると、見たくなり、それが習慣になっていく。
惰性で見ることが増えて時間が奪われ生活が乱れていく。
今でもこのパターンを繰り返していたり、
現代はそれがスマホになっているのかもしれません。
いずれにしても、上記の発想で言えば、
「目に見えるものを気をつける」
ことです。
だからスマホでも最初の画面に、
悪循環を誘う誘引、自動ポップアップ情報などが
あるならばそれは削除ないし、別のページにする。
少し設定を変えるだけで、
随分と悪循環の誘因を減らすことができます。
私も、スマホのアプリを消して、ポップアップを消して
随分とシンプルなスマホライフになっています。
そもそも、スマホを忘れてきても大して影響のない
生活をしていた私でさえ、
FacebookやLINE、携帯メールなどに
どんどん連絡手段が移動して見てしまう循環にはまっていきます。
周りがそういう習慣だからこそ、
余計に自粛、ないし、自分でコントロールしないと
オンライン生活はどんどん感情生活を乱していきます。
ぜひ、見えるもの、見える動線を工夫して
習慣化に活かしてみてください。
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