最新作の脱稿を終えて今想うこと・・ | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

ちょうど、昨日

新刊「理想の人生をつくる「習慣化大全」」

をほぼ脱稿しました。

 

ほぼというのは、「はじめに」のチェックだけを

残しているからであって、

99%のチェックは完了し、その想いを

乗せて世に送り出すだけとなりました。

 

この本の特徴をなんと伝えたらいいのか、

少し考えていました。

 

内容的には、

習慣化大全と銘打っているように、

私が約10年に渡って思索し実験して

体系化してきた、行動習慣、思考習慣の集大成です。

 

一方で、これまでは、

行動や思考、心という断片のテーマを訴求してきたのに

対して、「人生」という文脈(コンテクスト)に

正面からアプローチして、人生を変えるための

習慣化について語っています。

 

当然、そこには新しい理論体系があります。

 

それでも、

一番の特徴は何かと言われたら、

それは、一人称的な表現にこだわった

 

ということに尽きる気がします。

 

これまで10年に渡って、

 

「続ける習慣」「やめる習慣」「早起きの技術」

「マイナス思考から抜け出す9つの習慣」「力の抜きどころ」

「こころが片づく書く習慣」などは、

すべてメソッド主導、客観的事例をベースに論を展開していく

手法を取っていました。

 

私はなるべく、習慣化というものを

客観的、科学的、メソッド的に解決策を提示したいと

思っていたからであり、そうすると、主観や私の例は、

読者のノイズになり、かつ客観性の純度を下げてしまう

排除すべき項目であろうと、意図的に抜いてきました。

 

よって、どの本にもその私自身の特殊な具体例は

さほど強調せずに書いてきました。

 

究極、私は自己啓発書作家として、

三人称的な作家であろうと自分で思っていましたし、

それを得意としていることを少なからず自負していました。

 

ただ、ここ2年ぐらいだと思いますが、

一人称的に記される文章の威力、迫力に自らも

影響を受けることが多く、そういう一人称が持つ臨場感を

自らに持ち込みたいという意欲にも駆られていました。

 

でも、ここにはかなり心理的な壁があるものです。

 

自らという存在を読者が着目する紙面に載せて、

スポットライトを浴びせて、紹介するのは、

まるでストリップをするかのごとく恥ずかしいものです。

 

あくまで客観的な概念を引き合いに出している限りにおいて、

科学者のように冷静に批判にも

「なるほど、そういう見方もありますよね」

と言っていられるのです。

 

しかし、一人称の書き方をすると、

それは「お前の特殊な体験だよな」とか

「私は共感できなかった」とか、

自らの存在を否定されたかのような

痛々しい気持ちを味わうことも覚悟しなければなりません。

 

そこまで大袈裟なことではないのかもしれませんが、

少なくとも、三人称的な書き方を貫いてきた私にとっては

それは相当なる心理的葛藤であり、

1つの壮大なる実験でもありました。

 

 

今回の本は、65の切り口で習慣を記していますが、

その大部分は「私は、、、、」という事例を網羅しています。

 

もちろん、本の構成は

相変わらず、メソッド的、論理的で、全体構成も

体系的に作っていますが、そんな1つ1つの概念を

読者にとって腹落ちしてもらうためには、

一人称の書き方が求められるのではないかと

思って、行動、思考、感情、環境の習慣で

ごく個人的な体験を織り交ぜて書いてみました。

 

ここがこれまでの著書との一番の違いであり、

私なりの挑戦でもありました。

 

さあ、これがどう読者の皆さんに届くのかは

分かりませんが、毎回脱稿した後にやってくる

爽快感と肩の荷が下りた感覚と、本屋でどう評価されるか

というある種の不安が入り混じった不思議な感覚の中にいます。

 

一仕事終えて、

次なる創作の孵化を迎えている段階でもあります。

 

もう、連休も終わりですね。

 

また、5月25日の発売前にはメルマガでも告知しますが、

ぜひ本屋で見てみてください。

 

 

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