習慣化コンサルタントの古川です。
成功と成長、
どちらが幸福の要因になりえるでしょうか?
私は「成長」ではないかと思っています。
たとえば、日本のGDPは、
2018年は534兆円
バブル絶頂期
1989年は387兆円
より伸びています。
なんと、豊かさを謳歌していた、
あの頃よりも38%も伸びているのです。
しかし、この2018年は
0.81%の成長率を続けてきたわけです。
一方、1988年は
6.8%の成長率です。
その差は、8.3倍の成長率です。
1989年と、2018年を比較した時に、
経済に対する満足度、未来への希望、
豊かさ感はどちらが高いかと言えば、
おそらく、1989年ではないでしょうか?
実質的なGDPは38%も増えているのに。
それは、今ある状態よりも、
どれだけ伸びたかという成長が
満足度、未来への希望につながり幸福をつくる
と言えるかもしれません。
経済の話はわかりにくいですが、
個人の話に置き換えても同じです。
よく成功を求めて、
年収1000万円、資産1億円
と目標を立てることがありますが、
ここでもそれが実現したら
幸せということではないと思います。
資産総額で豊かさが決まるというより、
日々、年単位で自分が成長率を高めているか、
実質成長率が、6.8と0.81では
まったく豊かさが異なってくる。
そう考えると、
自分の成長率をいかに高めるか!
ここに豊かさのヒントが
眠っていると言える思います。
私も13年前に独立した時は、
お金は全くありませんでしたが、
新しいコーチングの分野で船出をしたときは、
日々が成長とバージョンアップの連続でした。
1年、1年で目まぐるしく状況が
変わっていっていた日々を思い出すと、
あー、豊かだったなー
あんな刺激をもう一度!!
と思います。
何やら、日本の成長率を例に出しましたが、
挑戦の場が少なくなり、
成長率が落ちているのかもしれません。
はちゃめちゃやっていたあの頃を思い出して、
自らの成長率を高めていきたいと思います。
みなさんにとって
成長率が高かった頃はいつですか?