習慣化コンサルタントの古川です。
今、ノキアの時計で睡眠の記録を
自動的に取れるようにしています。
何時間寝たか、眠りの深さは?
と自動的にログが記録されるのですが、
興味深いのが睡眠スコアです。
眠りの時間が長ければいいわけではなく、
その質も含めて総合点数が出てきます。
たとえば、
睡眠スコア一週間、51。
今日は71。
という具合に。
(ただ、100%綺麗に取れるわけじゃないので目安です。
うまく取れてない時は3時間睡眠になっていたりします。)
ただ、こうやってスコアになると、
改善するためにどうすればいいか?
色々アイデアが湧いてくるものです。
数値化されると改善したくなる本能が働く。
この定量化による比較がやはりいちばん良い。
数値による比較というのは、
人をやる気にさせるキーポイント。
例えば英語力をとってみても、
TOEICのテストの点数を上げることが
必ずしも本質的な英語力のアップ
には繋がらないということは、
結構広く知られています。
しかし、人間はTOEICのように600点 700点と
数値が上がっていく仕組みがなければ
そのモチベーションを上げることが難しい。
それと同じように、
数値による比較は改善の意欲を上げようとします。
睡眠スコアが50の時と73の違いは大きくて、
それを80にしようと改善意欲が生まれる。
そのためには何をすればいいのか
運動をして寝るのか、
お酒を飲まずに寝るのか、
早めに寝始めるのか、
様々な改善策が湧いてきます。
それは数値化をしたことで始まる
逆算改善思考が生まれるからです。
睡眠に限らず、スコアリングは重要ですね。