習慣化コンサルタントの古川です。
「ボクらの時代」という
テレビ番組で、女子アナ3人(フジテレビ)
吉田明世アナ×中村仁美アナ×枡田絵理奈アナが
トークしていました。
何気なく観ていましたが、
このトークの中で、
吉田明世アナの考え方の柔軟性が
まさに思考習慣の活きた例だなと思ったので、
取り上げてみたいと思います。
概念論より、こういうトークの中で、
現実の育児や夫婦関係のストレスから
編み出した「ストレス対処法、考え方の変え方」
こそ、とても参考になりますね。
結婚と育児の中で、
どうやってストレスを解消しているのか!
の部分を2パート取り上げて
少しだけ解説してみたいと思います。
吉田アナ:嫌なことがあったらどうやって切り替えるタイプですか?
中村アナ:私は忘れちゃう、
こういうことが毎日積み重なっちゃったら
私ちょっとまずいかもしれない。
でも忘れていっちゃうんだよね。
吉田アナ:私も15分経つと治ると聞いて、、
中村アナ:そう?(笑)
吉田アナ:たとえば、夫にいらっとして、
トイレで15分無になって戻ると落ち着くんですよ
中村アナ:でもここ言わないとな、
こここうしてほしいよなというときは?
吉田アナ:もう、そういう病気だ、不治の病だと思うようにしています。
私も同じように言われても治らないところは
たくさんあると思うので、お互いそういう病を抱えて、
落とし所はどこなんだって探っていくのが夫婦なのかなーって
確か、外国の夫婦関係の専門家が、
「夫婦の問題の80%は解決不能である、
それら解決しようというより、
うまく付き合っていく方法を探るしかない。」
と語っていました。
これは、現実問題、その通りではないかと思います。
そんなとき、相手を変えよう、
変わってもらおうととするほど
ストレスが大きくなるもの。
確かに変わってほしい部分があっても、
自分だって同じように言われても
治らないところがたくさんある。
そういう病だと思って、お互い落とし所を探っていくのが夫婦・・
「変えられないものを変えようとしない」
はストレス対処法の鍵ですが、まさにその実践ですね。
中村アナ:実際結婚してみて、違ったということもなく?
吉田アナ:でも、不満ももちろんありますし、
不満を持つタイミングって全部自分のタイミングだなーって。
子育ても同じなんですけど、「何で今寝てくれないんだろう」、
「何でご飯全部食べてくれないんだろう」って全部こっちが、
勝手に望んでいることであって、
子供は子供なりにそのときのタイミングがあるので、
それを押し付けるべきじゃないなー
って子育てしていて思うんですけど。
それは夫婦の間でも同じでだなーって思うようになりました。
シンクの中に食器があって、
これがあるのに何で今洗ってくれないの?
って最初は思っていたんですが、
今自分がその汚いことにイライラして片づけたいだけで、
夫はそう思っていないのにそれを押し付けるのは、
良くないんだなーって最近、学んで・・
そこから、今私がやりたいならやろうって思うようになりましたね。
中村アナ:なんか、すごい反省しています。。。。笑
確かに子供にはそう思えるのに、
確かに夫には求めてばっかりいたかも。
私今日から少し優しくしようと思う。。
期待と現実のギャップから
不満は生まれる。
だから、期待そのものを手放せば怒りや不満は
治るというのは理屈ではその通りですが、
こういうシチュエーションで具体的に、
そして自分の状況から編み出した考え方を聞くと
腹に落ちやすいですね。
分かるとできるは全く違うので、
聞いたからできるわけじゃない。
結局、こうやって現実の中で思考習慣を
少し変えてみる。
こんな日々の実践から、
「あっ、そうだ!」って気づきになることから
活学になっていくんですよね。