習慣化コンサルタントの古川です。
つくづく、
私たちは習慣の生き物と思います。
アリストテレスの言葉にも、
「人は習慣によってつくられる」
とありますが、
私流に言い換えると、
「同じパターンを繰り返している」
という表現がぴったりだと思います。
私たちは、
自分たちの行動・思考・感情・環境パターンを
現実の全てだと思って疑うことなく、
繰り返すようにできています。
思考停止して、
生きていても絶対に不自由なく、
安心・安全・安定が回るようになっています。
たとえば、
月曜日から金曜日までの過ごし方、
土日の過ごし方にはパターンがありませんか?
仕事の日であれば、出社時間、退社時間があり、
朝起きてから出社までやること、
帰ってから寝るまでにやること、
実にパターンで出来上がっていると思います。
さらに、休日、連休の過ごし方も、
自分が過去に体験したことの呪縛の中でしか
発想できないため、
「登山に行こう!」
「そうだ、裁判傍聴に行こう!」
「そうだ、連休はイスラエルに行こう!」
とはなりにくいのではないでしょうか?
これらは普段の行動パターンにないことなので、
よほどのことがなければ、
自然と選択肢にすら挙がらず排除されます。
世界にはもっとたくさんの世界、
アクティビティな人がいて、
楽しいことに満ちている。
でも、私たちはその全てを受信することが
できないため、興味のフィルターで受信し、
慣れ親しんだパターンで行動します。
考え方も同じです。
モノの捉え方、考え方は
超無意識なパターンであり、
性格タイプや欲求、ビリーフによって
同じ思考をして不安・怒り・焦り・
逆に喜び・感謝・平和を感じます。
ほぼ、自動化されて
無意識化されて、どうしようもないのが
思考習慣です。
慣れ親しんだ環境であればあるほど、
違うものの見方をすることは難しいものです。
しかし、
出来事が同じでも感情は全く違います。
よく、コップに水が半分も入っているのか、
半分しか入っていないのか?
この「ーも」か「ーしか」の捉え方の違いは
一事が万事で全ての出来事に適用され、
その人の世界そのものを作っています。
私たちは、世界に囲まれているわけではなく、
それを解釈した世界に生きているわけです。
だから、解釈を変える、
ものの考え方を広げることができれば、
それだけ人生は自由になり、
感情も変わります。
でもそれは、相当意図して、
他人との交わり、影響を受けて変容するのであって、
本を読んだり、音声を聞いたり、実際会ってみたり、
セミナーを聞いたりすることで
どんどん影響されていきます。
私が毎日365日、音声配信している
習慣化の智慧
はまさにそんなサービスです。
https://www.syuukanka-btb.com/practiceprogram
毎日、小さく聞くことで
思考、行動パターンが変わる。
そんな効果を狙っています。
さて、
私たちは何も意識しないと
同じパターンを繰り返します。
パターンの呪縛で世界は広がらないし、
苦しいパターンならその中でもがくことになるでしょう。
行動パターン、
思考パターン、
感情パターン、
環境パターン
からあなたの人生、働き方は出来上がっています。
豊かであるならば、
そのままでいいのですが、
もし、
もっと自分はやれるはずだ!一皮剥けたい。
とか、
三日坊主で挫折ばかりを繰り返している
とか、
自信がない、失敗すると落ち込む時間が長い。
など
あれば、それはパターンを変えることで
一気に問題は解決します。
そのパターンを習慣と言います。
行動、思考、感情パターンに
目を向けてみれば恐ろしいぐらいに同じで、
それ以外の認知を遮断しているので、
100%にしか見えないのですが、
そのことに気付ければ、
選択の余地が見つかります。