習慣化コンサルタントの古川です。
人から、
「感動しました!良いです!オススメです!」
と言われるほどに、
大衆迎合したくないへそ曲がりな自分がいて、
なかなか食指が動かなかった映画。
「ボヘミアンラプソディー」
を観て来ました。
結論!
号泣しました・・(笑)
先週見たのに、
まだ感動の衝撃が残っていて、、、
あの映画、聞けば
8回も見た人がいるぐらい??
心に突き刺さってくるものがあります。
あまりネタバレにならないように
ブログには内容は書きませんが、
なぜ、
あの映画が人の心を強く、
揺さぶり、衝撃を与え、感動するのか。。。
私なりに書いて観たいと思います。
主人公は、
伝説的バンド、クイーンと
そのボーカル、フレディー・マーキュリーの物語です。
生い立ち、
家族との関係、
性的マイノリティー
誰にも言えない秘密と
強烈なコンプレックス、
孤独は、同じ現象でなくても、
心にシャドー(影)がない人はいない。
そのシャドーの部分
と重ね合わせ、共感しながら、
人は見るのではないでしょうか。
自分のシャドー、影の部分が
生み出す、孤独、葛藤、自己嫌悪、挫折・・・
ここと誰もが
少なからず秘密の戦いをしていて、
葛藤していて、それを言葉でうまく言えないこともあって
それが映画を見て、活性化して、涙する。
私が心理学やNLPのワークをやって
よくわかることは、
人はどれだけ悩みを打ち明けられる仲間が
いても、全部披露できるわけじゃない。
一人で自分の中で、
秘密にしている自分っていうのはあって
(自覚しているかどうか別にして)
それって苦しいものです。
そんな風に心を掘っていくと
みんな闇と影だらけなのですが、
そんなものばかりを見ていたら人生嫌になるし、
心は苦しい。
だから、外的な目標に転化して、
それを追い求めたり、人とコミュニティー的な
繋がりを持って「真の孤独」からは目をそらしたり。
そうやって、
上手に誤魔化しながら、うまいことやって
心を保っている。
無自覚にそれをやっていて、
本当の真の影なんてみんな解決しようとは
しないものです。
でも、その影はないわけじゃなくて、
心で深海魚のように潜んで深いところで泳いでいる。
ボヘミアンラプソディーを観て、
人は安心するから泣くんじゃないだろうか。
あー、自分が感じている、
孤独や葛藤や変質性のようなものは、
自分だけじゃないと・・・
フレディーほど
強烈なものを見せられると
安心するのと、心のどこかで感じている影が
癒されるかのもしれません。
自分の心が癒され、泣かされる。
そんなメカニズムで人はあの映画をみて
感動するのかもしれません。
でも、解説はいらないですね。
感動するものは感動する。
ということで、
私も2回目観に行こうと思います。
「騙されたと思って観にいく!」
という選択があるならば、
ぜひ強くお勧めします。