人生を変える作用点は「感情」 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

習慣が人生を変える。

これは多くの人が異論のないところではないでしょうか?

 

ギリシャ哲人、アリストテレスは、

「人は習慣によって作られる。

優れた結果は一時的な行動ではなく、習慣から生まれる」

という言葉を残しています。

 

私は習慣化コンサルタントとして、5万人以上の講演をして、

本を20冊書き、1000人以上のクライアントの習慣化を指導してきました。

 

2つ断言できることがあります。

 

1つ目は、習慣は感情で9割決まるという真理です。

 

私は、過去の著作で続ける習慣、やめる習慣、早起きの技術

などで習慣化の技術を書いてきました。

 

習慣化には一定の技術、テクニックがあり、

それは間違いなく有効です。

 

累計74万部も本が売れてきた背景には一定の効果があったからです。

ただし、テクニックで習慣化に導けるのは初期段階だけです。

 

その後、半年、1年、3年、10年と

続けるためには何が必要か、それは感情です。

 

私たちは感情の生き物です。

極論言ってしまえば、

「楽しいことは続く、辛いことは続かない」という真理に行き着きます。

 

楽しいとか、辛いという言葉を持ち出すと、

子供じみた、自制心のなさを開き直るように聞こえるかもしれませんが、

「続ける=根性」という構図が「楽しく続ける」という発想を妨げています。

 

早起き1つとっても、朝、美味しいパンを準備しておくと

朝起きるのが楽しみになる人もいれば、

facebookで早起きを宣言して起きたら投稿することを

義務付けると退路が立たれてやる気になる人もいます。

 

朝活コミュニティで人と一緒に集まる場所を用意することで

早起きが続く人もいます。

 

朝の満員電車を避けて本を読める習慣がついたことで

その快感から早く起きる人もいます。

 

早起きを根性論で考えている限り、

この柔軟なアプローチは発想できません。

 

しかも、感情が乗ってくるかどうかに正解はなく、

人によって違います。

 

ちょっとした工夫で気持ちは変わり、継続することができます。

 

2つ目は、私たち自身、

そして人生は習慣で出来ているということです。

 

習慣をパターンと捉えなおせば、

自分の思考、感情、行動パターンに気づくでしょう。

 

また、類は友を呼ぶ、朱に交われば赤くなるのように、

自分と環境は相互に影響し合うパターンも明らかになってきます。

 

あらゆるレベルのパターンという名の習慣が

今のあなたの人生をつくっています。

 

あらゆるレベルに習慣があるとして、

人生を変えるためには、どうすればいいか?

 

それは、自分の感情にフォーカス!することです。

感情が上がることを増やす、下げることをやめる。

 

これに従って人生を再構成していけば、非常にうまくいきます。

感情レベルが下がると、人生は負のスパイラルにはまって行きます。

感情レベルを上げると、人生は好循環になっていきます。

 

極論を言えば、「我慢をやめて、好きなことをやる」に尽きています。

 

幸せに豊かに行きている人は、ますますうまくいきます。

たとえばビジネスで継続的に大成功している人は、

間違いなく大好きなことをやっています。

 

自分が心の底からやりたいことに従って

いきているとい言ったほうがいいでしょうか。

 

やりたいことに従うということは、

やりたくないことにNOをいう勇気が必要です。

 

 

我慢を積み重ねて、人生は辛きことに歯を食いしばり

いきていけるという世界に生きるのか、

 

好きなことに従って、人生と仕事を回し、自分も楽しい、

他人、社会にも役立つという世界に生きるのかは、どちらも正しいと言えます。

 

問題はどちらが現実になっているのかです。

 

こうやって見ていくと、

 

人生も習慣も

「感情」が作用点になる。

 

こう言えるのではないかと思います。