習慣化コンサルタントの古川です。
最近、習慣化の学校もしかり、
自由で豊かな人を見ていてもしかり、
結局、「好き!という感情のパワー」が
人生を変える動力だと思います。
私の人生も、
同じことをやっていても、
とにかく楽しむ!
というゾーンに入ると、
講演も研修もコンサルティングも執筆も
より深く、広く伝わる。
同じ内容なのに。
最近は講演も研修も全然プレッシャーがなくなってしまい、
むしろ単なるわくわくしかない。
評価されないと・・・
とか、
喜ばれないと・・・
とか、
ちゃんと元取って帰ってもらわないと・・・
とか、
以前は色々頭でプレッシャーを感じ、
それをバネに頑張っていました。
頑張ること自体に美徳を感じる私にとって
それこそ、プロの仕事だと思っていました。
しかし、終わると満たされる反面、
プレッシャーから解き放たれた疲労感もズッシリ。
これはこれで、
一定の評価を受けてきたのでいいのですが、
もっと最強のやり方を見つけました。
一切、結果を期待しない!
こと。
結果を手放すと、
プロセスを完全に楽しめます。
プロセスを完全に楽しめると
それは単なる楽しい!とかフロー状態だけが
あるわけで、実にプレッシャーをバネに頑張る
という動力を使わなくていいのです。
で、結果はどうなるかといえば、
なぜか、講演などでも今の方が同じ内容なのに以前より
刺さりが良いのです。
先日も某大手企業の社長、役員、顧問の方を含めた経営会議で
「高密度仕事術」という若手社員向けに行う研修を講演してきました。
以前なら、
社長や役員がこの内容聞いて本当に響くのかな・・・
期待はずれだった、2時間無駄だった、もっと高いレベルを求めていた・・・
と言われるんじゃないか?
とハラハラしていたでしょう。
まあ、お金を貰ってやっているわけですから
当然ですよね。
しかし、相手企業の人事部さんが
それでいい!
というので、あとは楽しんでやらせてもらいました。
終わった後に参考になりました。
と社長さんがたくさんのメモを見せてくださって、
朝から経営に重要な時間を確保するなど
個人的に対策が見つかった。
とおっしゃってくださいました。
以前なら、
同じコンテンツなのに5年目社員ぐらいでも
「知っていることが多かった」
などと言われていたのに、今回は役員の皆さんに
確かに伝わっている感覚がありました。
これは、私自身のステート(状態)が
違うからだと思います。
ハラハラしながら、頭で計算して話をするのと、
わくわくして、これは意味がある!と
ただ楽しみながら話すのとでは、同じ内容でも違う。
わかりやすい感想は、
「知っていることではあったが、
やってみようという気になった!」
でしょうか。
つまり、コンテンツは分かっていることだけど、
やってみよう!という意欲が湧いたというのは、
私が楽しく!話をする
というステートに入っているから起きてくることだと思います。
こうやって高密度仕事習慣の講演も
オファーがどんどん増えてスケジュールが
そろそろパンクしそうです。
楽しくやる!
は無責任になることとは違います。
ニュアンスが難しいのですが、
以前なら、
受講生は何を望んでいるのか、本当にこれでいいのか
と考えながらコンテンツを設計し、当日一人一人に刺さっているのか、
浮かない顔をしている人を見るとハラハラしながら、ケアして研修をしていました。
今は、
受講生はこんなことを知れたらもっと変われる!
とわくわくしながら設計して、
当日は楽しく、設計したわくわく感で話をする。
というように変えました。
一番大きな転換は、
「結果を手放す」こと。
結果を出さなくていいということではなく、
「全員に等しく賞賛されなければいけない」
というビリーフを手放したのです。
なぜなら、
どんなコンテンツでも刺さり方は人それぞれで
ありそれは受け取る側の自由でもあります。
そうすると、
「結果を手放すと、結果的に、結果が出た!」
という法則を体感できたのです。
こういう法則って聞いたことがあっても
やっぱり実感して見ないと絶対に怖いからできないものです。
家での料理でもいい
社内の簡単なプレゼンでもいい
資料づくりでもいい
「結果を手放すと、結果的に、結果が出た!」