「石の上にも三年」は正しい! | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

最近、読んだ本で

フランスのなぞなぞの例えが載っていました。

(社会変革のためのシステム思考実践ガイド)

ディヴィッド・ピーター・ストロー

より引用

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「ある蓮池のスイレンは1日で大きさが二倍に成長する。

 その池がスイレンですっかり覆われてしまうのに30日かかるのだが、

 では、池の半分がスイレンで覆われるのは何日目だろうか?」

 

答えは、多くの人にとって驚くべきことに、

29日目である。

 

池の半分がスイレンで覆われるのは、

スイレンで完全に覆い尽くされてしまうわずか1日前のことなのだ。

 

15日間では池のどれくらいが覆われるのだろうか?

答えは、0.025%である。

 

つまり、1ヶ月の中間地点では、

スイレンはほとんど気づかれない存在なのだ。

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ある時急に結果が出ることを、
ティッピング ポイントと言います。
 
努力は右肩あがりで直線的に上がっていくわけではなく、
二次関数的に曲線を描きながら上昇していくということです。
 
 
私たちが想定するのは、
 
 
 
しかし、右肩上がりで結果が出ないことが多いものです。
 
実際は、二次曲線的に結果が出て来る。
 
 
 
私の会社の新規事業も実に
最初は投資をして時間を使っても結果が出ない。
 
最初は、正直嫌になってくる時期の連続です。
 
ところが、3年経つと急に爆発的に結果が出て来ること
があります。
3年コツコツ積み重ねてきた努力と信用が
急激に結果につながっていくのです。
 
これは本当に不思議で、
まさに蓮池のスイレンのようなもの。
 
ここで大切なことは、
その想定した成長と実際の成長との差にどれだけ
耐えられるか?
 
この差は、
精神的に「がっかり」する時期であり、
文字で書くほど生易しいものではありません。
 
自己嫌悪になるし、
続ける希望がなくなるし、
徒労感だけが残る。
 
結果が出ない、
変わっていないとなると
無力感にもなっていく。
 
そして多くの人が
実に多くの人が、
 
そこで辞めていってします。
 
そこでどれだけ
このモデルをイメージして
「石の上にも三年モデル」
を意味付けできるか。
 
まさにここの尽きる気がします。
 
昨日は、
私が1年半前に始めた空手道場の忘年会でした。
 
20年以上やっている人たちが2人語っていたのは
興味深いことに、
試合で最初から強かったわけではないということ。
 
最初の10年ぐらいは、
勝ったり負けたりだったが、
急に10年を超えて強くなったという。
 
何が変わったのですか?
と聞くと、マインドかな・・
とおっしゃっていましたが、
他の日本キャンピオンの方も、
子供の頃は負けてばかりだったと。
 
 
最初から強い!
というより、継続して鍛錬して
急に強くなり、急に試合で負けなくなった。
 
という。
 
これもティッピング ポイントの1つですね。
 
やっぱり、
石の上にも三年は正しい!
 
それ以上に、
何か美しい法則な気がして
安心するのは私だけでしょうか?
 
努力は嘘をつかない!