習慣化コンサルタントの古川です。
「会社をやめたい、
でも家族を食わせていかないといけない」
「両親の介護をするために、田舎に戻る。
でも本当にそれがいいのだろうか」
「学校の先生を続けていくべきか・・・
やめても何かあるわけじゃないし。」
こういうジレンマ・葛藤があるとき、
堂々巡りから抜け出せないことが多いものです。
言ってみれば、
「頭」と「心」と「腹」が一致していない
とき、私たちは人生のジレンマを感じます。
「頭」・・筋が通った考え
「心」・・感情レベルでスッキリ!
「腹」・・より深い自分がYESという
この3つがスッキリとつながると
私たちは「納得して前に進めます」
問題はこの3つのパートが
それぞれ考えていることが違い、
チグハグになっているときに、
迷い、苦しみます。
コーチやカウンセラーの中でも、
わくわく重視系の人たちは、
「わくわくする方を選ぼう」
とか、「自分の気持ちが乗る方で進め!義務なんてやめてしまえ」
という主張をする人もいます。
これがすごく合う人もいるけど、
やっぱり現実問題を考えると・・とトーンダウンします。
ポイントは、
自分のわがままだけで生きていいわけじゃない
ということ。
自分がやりたいことを突き通して、
周りが不幸になることって
結局続かないし、悪い影響が自分に跳ね返って来ます。
自分のやりたいことを通したけど、家族はいつも不安ならば
それは結局、全体としていいわけじゃないのです。
しかし、一方で、
周りや家族ばかりを優先して
自分のことを後回しする人生は感情的破綻を招きます。
自分と周りが全体として調和したハッピーが
広がるようにすることが重要です。
ある程度の人には
わがまま主義は当てはまるが、
それでは結局、現実問題難しい。
私がコーチングでやるときに、重要だと思うことは、
本音はどうしたいのか?
現実問題どうするのか?
この二つをそれぞれ問うこと。
本音はこうだけど、
現実問題としてはこうしていく。
「感じる」と「考える」と分ける。
本音と現実的にどうするかを分ける。
ごちゃ混ぜにしない
ことが大切です。
そうやって、本音を感じ、現実問題を考え、行動する。
時を過ごして時間が経過するごとに、
「やっぱり、・・・したい」と答えは出てくるものです。
脳は感じることと、考えることは同時にできない。
これが私がコーチングをするときに、
重視しているポイントであり、
重要な決断をするときに、私が実践していることでもあります。
ご参考になれば幸いです。