習慣化コンサルタントの古川です。
あるアルプスの森のお話しです。
この森ではいつも動物たちがケンカをしていました。
ところがある日人間が森林伐採にやってきました。
そこに住む動物たちは森を守ろうと結束を固めます。
モグラ、フクロウ、クマ、リス、ゴリラ。
フクロウは偵察屋として監視役になりました。
モグラは穴を掘り、人間たちが穴にハマるよう仕掛けをしました。
フクロウから情報を得ていたゴリラは銃を持った人間たちが攻め入ってきたら、
一気にその怪力で人間たちを撃退しました。
こうして、森の平和は守られ、動物たちも仲よく暮らしました。
自分一人でやったほうが、
人に裏切られる心配もないし、
期待と現実のギャップにがっかりすることもないし、
確実で安定したプロセスで完全にコントロールできるのは自分だけ。
自力本願で頑張るのはある一定の結果を出すことができますが、
それには限界があります。
世の中にはもっと、多様な才能があり、
多くの人と一緒につながり、一緒にコラボすることで
一人では絶対にできないことが実現します。
それは、上記のアルプスの話のように、
モグラ、フクロウ、クマ、リス、ゴリラ
が力を合わせたら、1+1+1+1+1=5ではなく、
30、100の結果になります。
問題は、
人を信用できるか、
任せるときに起きる混乱に耐えられるか、
人と繋がり、コラボすることは本当に素晴らしいが、
同時に人と繋がることは面倒で、混乱や揉め事も多くなります。
混乱や面倒、揉め事を避けるなら一人でやったほうがいい。
でも限界がある。
私自身も、独立してからこの葛藤はずっと
抱えてきました。
そして、今多くの仲間達と一緒に仕事をすることになり、
1つ言えることは、
「志・価値観」
を共にできるかどうか?
これが「YES」なら、
すごく長くコラボできるし、
なんとなくノリで一緒にやりましょう的な
組み方をするとほぼこける。
ビジネスは、始めることより、
終え方が難しいものです。
2019年の幕開けに向けて
私自身も自分に常に問いかけながら、
試行錯誤・自己実践しているところです。
悪い習慣 一人でなんでもやりたがる
良い習慣 仲間とのコラボでレバレッジをかける