悪い習慣40 プレッシャーを避ける | 人生を変える「習慣化」ブログ

人生を変える「習慣化」ブログ

習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

プレッシャーに強い人って

どんな人でしょうか?

 

元、レッドソックスの岡島秀樹さんの

話を紹介したいと思います。

 

岡島さんは、

大リーグの抑えのピッチャーとして大活躍した

投手です。

 

絶体絶命のピンチで毎回投入されるわけです。

 

2アウト満塁、一打でさよなら負け

という過酷な場面で、

見事に抑え抜いていくのでした。

 

毎回、ピンチの中で

勝ち抜く人のマインドや思考ってどういうものか


 

クリームシチューの上田晋也さんが

司会をしているテレビ番組に岡島さんが

出ていた時のコメント。

 

 

上田さんが

「あんな絶体絶命の大ピンチに送り込まれて、大変じゃないですか?

 打たれたらどうしようって思わないですか?」

と聞くと、

岡島さんは、あっさり

「私が出したランナーじゃないので・・・」

と答えていました。

 

9回ツーアウト満塁で一打サヨナラ負けの

場面をつくったのは、

全員の結果であって、一本打たれたから全部自分のせいで

負けたとはならない!

 

こういうわけです。

 

これを聞いた時に、

メンタルが強い人の特徴を見たような気がします。

 

要するに、

「限定的に」に考えること。

 

 

私が昔、情報システムの営業をしていたとき、

トラブルを複数抱えてもタフな、ストレスに強いエンジニアがいました。

 

 

トラブルをたくさん抱えて大変じゃないですか?

 

と聞いたら、

 

そうなんだよ、なんとかして欲しいよねー

と飄々と他人事のように答えるのです。

 

誰のせいでトラブルになったんだ?

なんて、思っていましたが、

 

考えてみると、

会社のプロジェクトは、

 

上司、営業、お客様と全員でやっていて、

おのおのに責任や問題の一端があります。

 

それを全部俺のせいだ!

と考えるのは責任感がある人のようで

美しく見えますが、

ストレス耐性の面ではいいとは思えません。

 

また、

その考え方をする人は、

プレッシャーを大きくするので、

大きな挑戦ができなくなります。

 

挑戦できる人は、

「限定的に」考えるのです。

 

大きな失敗に見えることでも、

あくまで一時的なもの。

 

限定して考えれば、

全てかすり傷。

 

今売れている本に、

「死ぬこと以外かすり傷」

というものがありますが、

そう考える人は、挑戦ができます。

 

そして成長ができます。

 

 

成長痛。

筋肉増強する際には、筋肉痛は避けて通れない痛みです。

 

筋肉がちぎれて、修復するプロセスを経て、

筋肉は大きくなるからです。

 

成長も同じで、

失敗・恥・プレッシャーという痛みを避けては

自分を成長させることはできません。

 

そのためには、

プレッシャー、失敗、恥を

限定的に捉える思考習慣が重要だと私は考えます。


 

 

悪い習慣 プレッシャーを避ける

良い習慣 プレッシャーでも冷静でいる