習慣化コンサルタントの古川です。
偉人の名言として、
とても共鳴した言葉をシェアします。
ディズニーの「よいストーリーとは?」
に言及した言葉。
膝を叩いて共鳴しました。
「よいストーリー」のアイデアだけは
通常の基準じゃ測れない。
よいストーリーが思い浮かぶのは、
運と直感によるシンプルなものにほかならない。
何よりも魅力という
とらえどころのないものを備えているに違いない。
そう、よいストーリーとは、
素朴だけれど普遍的な魅力を持ち合わせているものだ。
言葉ではうまく言い表すことができないうえに、
直感でしか感じられない他のたくさんの要素を
兼ね備えているものなんだ。
ウォルトディズニー
「天才たちのNLP」(ロバートディルツより引用)
私も本をたくさん書いてきて、
コンテンツをつくる身として、
よいアイデアとは、
運と直感だと思います。
よいアイデアは、
生まれた瞬間から「良い」
磨かれて魅力的になっていくというより、
アイデアを思いついたときから面白い。
磨きはアイデアの輝きを増すのに必要だとしても、
その魅力の大半は着想の瞬間にある気がします。
着想の質が悪いと、
いくらその後磨いても大したコンテンツにならない。
そして、運。
やっぱり、そのアイデアが広がるか、
いいアイデアが浮かぶかどうかは
運によるところが多く、
それが広がるかどうかも運による部分が大きいのです。
いいアイデアだから広がるわけでもなく、
運の良いアイデアでなければ
広がらない。
上記は、私なりの解釈ですが、
良いアイデアとは、確かに、運と直感によるところが
大きいと共鳴します。
そして、
>そう、よいストーリーとは、
>素朴だけれど普遍的な魅力を持ち合わせているものだ。
よいストーリは、
ちょっとしたシナリオを聞くだけで
面白そうだと直感します。
コンテンツも同じで、
「続ける習慣メソッド」
続けることを根性のせいにしないで、
技術やメソッドで解決する。
というアイデアを語ったところ、
無名の新人著者に11社もの出版社が興味をもってくれ、
出版オファーをくれました。
良いアイデアとは、
たった2−3行で語れるものであり、
「読んでもらったらわかるのに!」
というものは、所詮は著者の主観的な面白さにすぎないのかもしれません。
当然、偉そうに言っても
私もたくさんの廃棄処分のアイデアがあり、
その多くは、「話をしっかり聞いてもらえれば魅力が伝わるのに」
と言い訳をしますが、ふと冷静になると、
「そんなものは結局、魅力のないアイデアなのだよ」
と自分に言い聞かせています。
アイデアは孵化の瞬間に
質が決まる。
そして、良いかどうかは他人が決める。
だからたくさんのアイデアがないと
1つのアイデアだと変な執着をして
判断を誤るなと自戒しています。