習慣化コンサルタントの古川です。
43歳で巨人軍で現役投手を続けている
上原浩治さん。
1999年に巨人に入団し、
10年活躍後
2009年にメジャーリーグに移籍。
9年間(ワールドシリーズ胴上げ投手)の実績を経て
2018年に巨人に戻った。
私が41歳なので、2歳年上の上原さんが
野球というスポーツの世界で現役を続けているのは
本当にすごいですね。
極真空手を40歳で始めましたが、
やっぱり若い人たちとの体力差には
唖然とするばかりです。
年齢のせいばかりでもないですが・・(笑)
さて、Tarzanという雑誌で
インタビューに答えていましたが、
なぜ、ここまで現役を続けてこられたのか?
これに対して、
次のように答えていたのが印象的です。
「中日に入った(松坂)大輔がね、ボロボロになるまでやりたいと言っていたのを
聞いて、そういう考え方もありかなと思ったんです。
結局のところ、野球が好きだから、というだけなんですよ。
カズさんが今でもサッカーを続けているのと同じで。好きなことを仕事にできている
ありがたみを感じつつ、この先1年でも長くやれれば幸せなことだなと。」
この一点につきますよね。
言葉にしたらシンプルだけど、
本質、魂のレベルで野球が好き!
こういう好きなことが仕事にできている人は、
一生それを指導者になってもやり続けるのでしょう。
好きこそものの上手なれと
言いますが、
こういう濃厚な、生涯愛せる大好きな活動を
見つけることは人生のロマンですね。
ちなみに、私は独立から3年、紆余曲折し
「書く生き方」をしたい。
そんな想いから、
2009年から執筆をスタート。
ちょうど、10年目になります。
本は18冊出ました(文庫や図解などあるので実質11冊を書き下ろしました)
10年やって見て気づいたこと。
「何か新しいメソッドを言語化・見える化し
それを毎日、磨いていくプロセス」
が楽しくて仕方がない。
もちろん、執筆は何度もリライトするので、
途方も無いプロセスに憂鬱な気持ちになることもあります。
でも、完成して出版され
「あの本で人生変わりました!」
と言われたら、ぜーんぶそんな苦労吹き飛んで
また書こうと思います。
脱稿(著者が執筆を完了させること)した直後などは
「もう暫く書きたくない」
と思うのですが、2ヶ月もするとふつふつと
創作意欲が湧いて来ます。
結局、上原さんがいうように、
執筆を通じた創作活動が大好きだから。
この説明以外に
適切な言葉がありません。
なんともありきたりの
なんの変哲も無い言葉ですが、
最後は「好きだから」に返って来ます。
これは、
魂のレベル、身体のレベル、感情のレベル
ぜーんぶで、「好き!」という感覚なので、
表面的な「楽しい、わくわくする」という軽いものじゃない。
だけど、誰にでもこういえる活動って、
私はあると思います。
人生でそれを見つけられるか、
一生出会うことがなく人生を終えるのか、
で豊かさは変わると思います。
そのためには、
探求する旅を続けることがポイントだと思います。
外側の探求と内側の探求が。
上原投手の現役続行応援しています!!