vol.1568 学びの真骨頂は「真似ぶ」 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
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を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

うちの2歳半の息子が、最近

 

「そこのいて〜」

 

というようになりました。

 

「のいて・・」とは標準語で「どいて」

という意味ですが、のいては関西弁。

 

この言葉どこで覚えたんだろうか。。

 

 

私は大阪人、妻は兵庫県人なので、

関西弁を覚えても不思議ではないが、

のいてなんて、私は普段使っている自覚がない。

 

妻に聞くと、

「私も言ってないよー」

 

と言いますが、

 

ふと、そう言われてみれば、

エレベーター前に息子が立っている時、

降りる人を優先しなさいという意味で

「そこのいて」と使っているかも・・・・

 

 

と言っていました。

 

 

なるほど、それで覚えたのですね。

 

 

さらに、私が

偏頭痛で、壁に頭をゴリゴリと擦り付けて

痛みを緩和させている時(刹那的な痛みの解放ですが・・)、

息子が同じ動作をしている・・・

 

 

言葉も動作も、

 

ひたすら真似する時期に入りました。

 

 

迂闊に変なことを話せない

とか、一般的には聞いていましたが、

 

ここまで無意識的な言動を

真似されると、気をつけなければいけません。(笑)

 

 

 

さて、

学ぶとは、真似るは同じ語源。

 

学ぶとは「真似ぶ」からきているという

説がありますが、

 

 

確かに、学ぶとは、本来「真似ぶ」に本質があるのかもしれません。

 

 

よく、英語を勉強するとき、

子供は教えられなくても母国語を学ぶ!

とされますが、

 

その最高の手法は

 

「真似ぶ」なのですね。

 

2歳半の子供に言葉を教えたことは

あまりありません。

妻は教えますが、それは話していることの

実に10%以下でしょう。

 

90%以上は、

親の言葉を真似して、覚えていっているのです。

子供は真似ぶという能力でもって、

日本語を覚えていっています。

 

 

動作も同じ。

踊りも見て真似して覚えます。

 

 

さて、

仕事も新人の頃を思い出すと、

 

営業の先輩のやり方を見て、

真似て、覚えて言った記憶があります。

 

 

教えられること、

本で読んだり、講座で左脳的に学んだことって

どれぐらい身についているだろう・・・・

 

 

こう考えると、

本質的に「真似ぶ」能力の発動をした方が

いろいろうまく行くのではないかと思います。

 

 

たとえば、

私はコンテンツメーカーとして、

事業経営者として仕事をしています。

 

ここでメンターを持つこと、

師匠を持つことで「真似ぶ」ができます。

 

極真空手であれば、

指導員の人の蹴りや突き、動作を見ることで

真似ぶことができます。

 

皆さんのお仕事でも

スキルアップ、パフォーマッスアップをしたい、

などあれば、「真似ぶ」を発動するために、

メンターや師匠・良い手本を探して見てはいかがでしょうか?

 

私たちは左脳的に学ぶより、

右脳的に見て「真似ぶ」方がもっとうまくいくのかも

しれませんね。