習慣化コンサルティングの古川です。
人生や生活には多くの問題や悩みが
生まれます。
・仕事で大きな失敗をした
・大変なトラブルの中にいる
・人間関係で悩んでいる
・失恋した
など、、、、
これらの問題や悩みは誰しも経験しますが、
それをどう扱うかでその人のストレスは大きく変わります。
負の感情に汚染されて何週間も過ごす人もいれば、
わずか5分や1日で気持ちを立て直せる人もいます。
これは思考習慣の違いです。
その1つとして、
考える器を大きくする(コンテクストを広げる)という内容を
ご紹介します。
たとえば、汚れた泥水をコップに注いだ時に
小さなコップならば、並々泥水が入っている状態になります。
心が負の感情に襲われているときは、まさにこれ。
不安・怒りがコップに並々と注がれていっぱい。
こんなとき、泥水をクリーンな水に変える思考もできますが、
そうではなく、器そのものを大きくしてしまう。
もしも小さなコップからビールジョッキに移すとどうでしょうか?
少し入っているだけになります。
さらにプールの枠に入れてみるとどうでしょうか?
ほとんど気にならなくなります。
海に注ぎ込んでしまうと、もうなんでもなくなります。
これはたとえですが、
実は器(コンテクスト)を広げることで楽になるということを
お伝えしたくて回りくどい説明をしました。
具体的に言うと、
失恋したとします。
絶望と孤独の淵にいるわけですね。
強く落ち込みます。
こんなとき、事実は変わりませんが
解釈の枠組み(コンテクスト)を広げてみましょう。
1つやり方を紹介すると、
時間的枠組みを広げてみる
10日後、10ヶ月後、10年後はどうなっているかを
想像してみます。
10日後、まだ辛い
10ヶ月後、まあ冷静さを取り戻している
10年後、結婚していてこのことを思い出すことさえない
10年という次元で見てみると、
今後も出会いと別れを繰り返していく。そして結婚ということまで
見えるコンテクストでこの失恋を捉えると、
この失恋が良い運命の人に繋がる一本道を歩いているのかもしれない。
別れたから次のいい人との出会いがあるかもしれない。
この恋愛から学んで、自分を磨こう。
と捉えられるかもしれません。
時間の視野以外にも、
意味づけを変えて、より大きな夢の立場から
1つの経験を見たりすると解釈が変わります。
一番のおすすめは、
年長者、経験豊富なメンターの話を聞くこと。
「そんなこともあるよ!」
「私たちもそんな経験、山ほどあるよ。もっとひどい経験聞いてみるか?」
と笑い飛ばされた時、
私たちのコンテクストは広がります。
悩んだからそのコンテクストを広げるために
誰に聞いてみるか、長期的視点にたってみると
どう捉えられるかと考えてみてください!!