習慣化コンサルタントの古川です。
情報化で得た恩恵は計り知れないと思います。
たとえば、子育ての知恵なんかも、
昔なら、姑や母親に聞かないと分からないことも
ネットで調べれば情報がわかる。
病気なども症状を入れれば、
医者に行かなくても概ね病名が分かったり
対策もたくさん掲示されている。
小学校以来会っていない友人と
近況を報告できるのは、Facebookの凄さを感じる。
間違いなく、情報技術が私たちの生活、仕事を
進化させていますが、その反面副作用もあります。
それは、脳が情報に圧倒されて忙しくて
「感じる時間」が少なくなっていることではないでしょうか。
ただ、ぼーっとする
時間は、スマホの出現で激減したのではないかと思います。
ぼーっとするのは無為な時間ではなく、
心を感じて、景色を味わい、四季の音を楽しみ、風を感じる
大切な時間。
心には感じる時間が必要です。
思考的時間が長すぎると、
心が悲鳴を上げていきます。
それがストレスになり、自律神経のバランスがおかしくなったりする。
情報が増えて、複雑なやりとりをすると、
交感神経優位になり、
リラックスモードが立ち上がらない。
だから、
マインドフルネスやヨガなどリラックスする時間のために
お金を払ってでもオフにする習慣が必要なのだと思います。
スマホとネットが常にオンラインの状態にあって、
深く感じる時間は、
自然な行動の結果生まれるものではなくなっています。
意図して、それもかなり意図して、
習慣として創り出さないと「感じる時間」は取れない。
そして、心が休まらない。
情報化の恩恵を得つつ、
心を満たすためには、
「心をネットから
オフにして今を感じる習慣」が
必要ですね。
脳をあえてオフラインにして
今を感じる。
情報化で簡単ではなくなっているからこそ、
あえて習慣にしていきたいところですね。