vol.1517 こころを知る習慣 | 人生を変える「習慣化」ブログ

人生を変える「習慣化」ブログ

習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

幸せに生きるために、

自分らしい人生を生きるために、

襲ってくる恐怖や不安を上手に処理するために、

 

私たちは自分の心を認識する力が必要です。

 

しかし、これは頭で理解するというより、

頭と身体感覚の両方で認識すると言ったほうが適切かもしれません。

 

しかし、

心はわがままなもので、移ろいやすくて

捉えどころがなくて、多重的、多面的なものです。

 

ロジックだけでは説明できず、

分かったかと思うと、全然わかっていないことに気づく。

 

 

自分の心というものを深く認識するための習慣を

3つのアングルから紹介したいと思います。

 

 

1つは、瞑想や座禅・マインドフルネスなど心を鎮める習慣です。

 

座禅というのは、奥が深いのですが、

手法はシンプルです。

今この瞬間に生きること。今にいること。

思考を手放すこと。

これをひたすら追求するのです。

 

しかし言うまでもなく、今にいることはとてつもなく

難しいものです。

思考を手放すのはさらに難しい。

 

過去の後悔、未来への不安、やるべきことが渦巻き、

四六時中、頭でなんかを考えている状態は

心を内観するとは程遠い状態と言えます。

 

過去現在未来を行ったり来たりして、

思考的になっているとき、心を認識するのがとても難しくなります。

 

そこで、グーグルやマッキンゼーなどでも取り入れられている

マインドフルネスなど瞑想や座禅はとても有効です。

 

心は常に、今にあり、かつ身体感覚で認識するものです。

 

未来→今、思考→身体にスイッチをすることで

心をあるがままに高い解像度で認識することができます。

 

私は、毎朝15分の瞑想をしますし、

週に1回座禅に行くのも心を高い解像度で認識する習慣になるからです。

 

特に、50分も呼吸に集中して座禅をすると、

とてつもなく大切な価値観とアクセスできます。

 

それ以外のことは所詮は大した事ではないなと

いう不思議な気持ちになれる。

恐らく、座禅に通っている人は同じような感覚が得られるから

あんなに足が痛い思いをしながらも通うのでしょうね。

 

 

2つ目は、エニアグラム・コミュニケーションタイプ・ストレングスファインダー

など性格の元型を自分の内側に感じてみることです。

 

こういう心理学のツールやタイプ論を見ると、

人間はそんなシンプルじゃない、とか、

9つや4つのタイプに当てはまると視野が狭くなると

いう意見が返ってきます。

 

あくまで、心は複雑で変化していくものなので、

静止画のように捉えようとすると失敗します。

 

しかし、このようなタイプ論を私が指示するのは、

人間が生まれながらに持っている思考・感情・行動パターンを

深く認識することができるからです。

 

私たちはおぎゃーと生まれた時に、

性格がないわけではなく、新生児室ですでに性格の原型の象徴は

現れると言います。

 

気質の根元は変わらないし、変える必要もない。

変えようとしているならばそれ自体が自己嫌悪の温床となります。

それらの資質をしっかりと受け入れ、

それに沿って生きるのが最高の人生を生きる方法だと私はそう思っています。

 

では、自分の生まれ持っている気質とは何か?

性格の元型とは何か?

 

これはエニアグラムなどを見れば、

びっくりするぐらいに、脳に書き込まれた性格元型を見て取れます。

 

心の奥深くにある欲求を

見透かされたように、ズバリと本質を突いてくる。

 

エニアグラムならこの本が読みやすいし

深く自己を認識することができます。

http://amzn.asia/77VYask

 

いずれにしても、タイプという枠に自分を当てはめるのではなく、

タイプ論の元型を自分の内側に感じ、

心を高い解像度で認識する視点として、道具として活用する限りにおいて

これらのツールはとても強い味方になります。

 

 

3つ目は、書く習慣です。

 

私たちの心のつぶやきは川の水のようにどんどん

流れていきます。

非連続で掴みどころがない。

また、思考パターンは慣れ親しんだものなので、

簡単にはいつも通りのパターンから抜け出すことはできません。

 

そこで、有用なのが言語化することです。

言語化すれば、その心のつぶやきを見える化し、

客観的に捕まえることができます。

 

そして客観的に捕まえた時にのみ、

その解釈を変えたり、受け入れてみたり、深く味わうことができます。

 

ABCDEワークやケイティーワークなど

多くのメソッドがありますが、本質は言語化することです。

 

 

最後に、最近読んだ本、

サーチインサイドユアセルフという本から引用文を紹介したいと思います。

 
自分の認知的プロセスや情動のプロセスを高い解像度で知覚できるようにする。
そうすれば、自分の思考の流れや情動のプロセスをとても明確に観察できるようになる。
それも、第三者の視点から客観的に。
それができれば、最終的に自制を可能にする深い種類の自己認識を生み出せる。
 
 
まさに、深い自己認識が、
人生を変える
と思います。