習慣化コンサルタントの古川です。
時間は川の流れの同じで
連続していて、区切りがありません。
それは私たちがつけるしかありません。
たとえば、1年という区切りがあります。
新年を迎える
年末を迎える
とは1年の区切り。
これは社会的に一斉に行われる1つの区切りです。
会社でも1年決算ではなく、
四半期決算(3ヶ月に1回)をするところが
増えましたが、これも1年に4回区切ることが目的で、
区切りを設けることで緊張感が生まれ、
限られた時間の中で大切な時間を使おうという意識が
高まります。
さて、私たちの人生の時間、働く時間、生活の時間も
基本区切りを上手につけることで有効に活用することができます。
逆に区切りがない生活は、
自分でも振り返って怠惰の極みのような時間になる。
たとえば、平日は会社があるので出勤時間という区切りがあります。
この区切りがあるから生活は、一定の規律を持つわけですが、
土日は区切りが基本的にない。
だから、人によっては朝から
ぼーっとテレビをつけて、区切りなく見てしまう。
(テレビは区切りをぼかして次の番組を見せたがるので魔の手にひっかかりますよね)
こうして、午前中が何もしないままに終わってしまう。
もちろん、リラックスの時間だと思えばそれでもいいのですが、
もっと意図してリラックスするならば、マッサージに行くとか、
カフェで本を読むとか、質の高いリラックスができるかもしれません。
それでも、午前、午後という区切りがあるので、
お昼時間を境に少し調子を取り戻せる人もいるでしょう。
こうしてみると、
区切りは、人から社会からもたらされるものと
自分で意図して区切るものの2つがあります。
自分で意図して「区切る」ことで
精神的な充実感の高い時間を過ごすことができます。
朝、何時に起きるか、何時までぼーっとするか、
何時に家を出るか、会社を何時に退社するか、
家に帰って大切な時間をどこで作るか、
何時にテレビやスマホを見え終えるか、
全て
「区切り」をつけることで
働く時間、生活の時間にメリハリが生まれます。
さらに、人生の時間にも
区切りを設けることでメリハリが生まれます。
未来は全くの未定で今後10年をどう過ごしたいか、
その中でこの1年をどう過ごしたいか、
あまり考える機会はないかもしれません。
しかし、未来にも区切りを設けることで
私たちは本当に自分がやりたいこと、才能を開花させること
優先したいことを大切にできます。
私は、
12年で1サイクルで考えており、
12年後のゴールと次の3年をどう過ごすかを
思い描いています。
未来を12年サイクルで見るならば、
100歳まで生きるとすると、
私はあと5回の周期がやってきます。
12年あれば結構なチャレンジができます。
私が独立してちょうど11年です。
そうなると、あと5回同じようなチャレンジができるとすると
何をしたいか、
常に自分の心に深く問いかけています。
これも、未来を5分割で区切って、さらに
12年を3年ごとに区切るから発想が湧いてきやすくなります。
どのレベルにおいても、
時間を区切ることが深い知恵であり、スキルです。
あなたの生活、働き方、人生に
ぜひ区切りを作ってみてください。