習慣化コンサルタントの古川です。
働く習慣を変えて仕事の生産性を高める!
この手法を高密度仕事術と題して、
企業での研修・講演を行っています。
私たちの残業や生産性は、
無意識に繰り返している働くリズムややり方、
つまりパターンの結果から生まれている。
朝からメールチェックして、
報告もいつも通り、会議の進め方、隙間時間の使い方、
資料の作り方、返信の仕方、まで
いつも通りのパターン(やり方、リズム)
を無意識に繰り返しています。
このパターンを変えなければ、
生産性向上や根本的な効率アップは難しい。
このパターンは、まさに働き方の習慣と言えます。
これを変えるのは、実は相当に難しい。
何が難しいかと言えば、心理的な面の抵抗。
たとえば、議事録作成を例にとりましょう。
これまで、90分かけて作成していた議事録の
作り方を見直そうとします。
・箇条書きで書けばいい
・議題に対する結論とメインの発言だけを書けばいい
・会議室でタイピングしながら作ればいい
とテクニック面では色々アドバイスを受けます。
しかし、実際やろうとすると、
「これで大丈夫なんだろうか?」
「手抜きと思われないか?」
「会議室でタイピングしながら参加するのは失礼ではないか?」
などなど抵抗感が出ます。
これは、もっともらしい理由として自分の中から湧き上がってくるのですが、
すべて新しいパターン(やり方)への抵抗だったりします。
本当に新しいパターンで大丈夫なのだろうか?
人から拒絶されないか?
ケチをつけられないか?
新しいやり方は居心地が悪く、
取り掛かりは相当なエネルギーもかかります。
だから90分かかる丁寧な議事録作りの方が
仮に非効率だとしても心理的には快適なものです。
しかし、これを繰り返すと
週に3本の議事録作成をするならば、
合計 4時間半になります。
一方、全く新しいやり方に変わるならば、
60分で作成できるとすると、
1週間で90分の節約になります。
1ヶ月で見れば、6時間分です。
新しい働くパターンに変わることは
相当強いもの。
でもその習慣に変わっていくことで
残業は減り、生産性は高まります。
より生産的なパターン、
良い働き方のパターンを毎週3つ挑戦してみてください。
私の高密度仕事術は
生産性が低い人、生産性が高い人という比較で
具体的な業務ベースに
39の働くパターンを載せています。
何が良いパターンか定義しにくい人は、
この中から3つ、毎週チャレンジするというもの
効果的だと思います。
成果を増やす 働く時間は減らす 高密度仕事術