早起きが合わない人もいる? | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

早起きをすると成功する

成功者は早起きだ

 

というのは本当でしょうか?

 

 

私が観察する限りにおいて、

70%はYESだが、30%はNO

 

 

つまり、早寝早起きの一切興味がなく、

普通の人より遅く起きているけど、

うまく行っている人はたくさんいます。

 

先日国民栄誉賞をとった将棋の羽生さんは、

午前中いっぱいまで寝るそうです。

 

夜は3時ぐらいまで将棋の研究をするから。

 

対局が深夜になることが多いので、

リズムを深夜集中に持って行っているのでしょう。

 

イチローも、9時間ぐらい寝るので

朝は普通のサラリーマンより遅く起きます。

 

 

一方で、経営者の中には朝4時に起きて、

会社に6時に到着し、3時間濃密な時間をつくる

人もたくさんいます。

 

 

色々書きましたが、

早寝早起きが大好きで、体質的にも合っている人がいる

一方で、

早寝早起きに興味がなく、体質的にも合っていない人がいる。

 

 

これが観察の結果、私なりに見えてきたことです。

 

 

つまり、早寝早起きは万人に共通且つ必須の成功法則ではないということ。

 

 

これはジョギングと似ています。

 

たとえば、ジョギングを毎日する人は成功する。

多くの成功者の中にはどんなに忙しくてもジムにいって汗を流す、

毎日ジョギングをするという人が間違いなくいます。

 

また、毎日ジョギングをしている人は

それ以外の人に比べて、人生うまくいっている、

望むものを手に入れているという傾向は間違いなくあると思います。

 

 

しかし、

先日ブログでも紹介した楠木建先生のように、

(戦略読書日記p476)

僕、前々から不思議だったんですが、「ああ、体、動かしたい!」

とか言う人いるでしょう。スポーツ好きの健康的な人で。

「いい汗かきたい」とか「あしたは野球だ!」とか

「週末はトライアスロンだ!」とか。

これがすごく不思議で。ただね、なんとなく類推するのは、

僕の場合、アタマを動かしてないと動かしたくなるんですよ。

 

頭を動かす派の人と体を動かす派の人は

根本的に違う。

 

 

だから、ジョギングをすることを習慣の目標にしても

根本的に続かない人は、それに合っていないので違う方法を考えるのがベスト。

 

 

合っている人は、

走り終わった後に「大いなる快感」の満ちている

もしくは走っている最中「生きているぞ!」という快感とともに走っている。

 

こういう人だと思います。

 

 

さて、話がそれましたが、

早起きも同じで、

 

早寝早起きをすることで、

自己評価が高まり、自己規律が取れていて、

「人生が充実している!!」と1日自己肯定感を

感じられる人は、早起きが向いています。

 

一方で、こんな話を聞いてもどこか冷めていて、

「なんで早く起きる必要があるの?夜勉強したりしてもいいんじゃない?」

と思う人は、夜派でいいと思います。

 

なぜなら、大切なことは、自分にとって最高の生活習慣を築くことだから。

 

 

そう考えると、

早起きに向いている人は、

深い深いところで、そのこと自体に価値を感じている。

 

そう、私もその一人ですし、

あなたもそうかもしれません。

 

また別の方は、「私、確かに早起きに大して魅力感じないかも」

と思っているかもしれません。

 

 

そして、それでいいのです。

 

向き不向きは考えるものではなく、感じるものだから。

 

 

そして、それでも私は同じ早起きの本質的価値を感じる人に

向けて、早起きの効用を発信し続けたいと思っています。

 

 

ちなみに、よく誤解されるのですが、

私のベストセラー3冊のうちの1冊「早起きの技術」

http://amzn.asia/3tIRSMZ

は、早起きのための本と思われるのですが、

生活習慣をベストにするための本です。

 

よって、早起きをしなくても、

充実した生活習慣(つまり理想の生活習慣)をデザインして

現状のダメな生活習慣から変わっていくプロセスを書きました。

 

 

だから、本質的にはこのブログの内容の思想と合っており、

急に逆のことを言い始めたわけではないのですね。

 

 

いずれにしても、

 

早寝早起きにしろ、ジョギングにしろ、

どんな習慣にしても、

私たちが本質的に欲しているのは、

 

「自己規律を持つこと」

「人生の主導権を取り戻すこと」

 

ではないでしょうか?

 

それが実現することは、

誰にとっても共通する得たい価値だと思います。