習慣化コンサルタントの古川です。
毎年、ディスカヴァー(出版社)で
その年に出版をした著者のクリスマスパーティーがあります。
今年も「2割に集中して結果を出す仕事術」が図解になって
出たので、パーティーに参加してきました。
60名ぐらいのパーティーですが、
さすが、著者限定の交流会ということで
有名人がふらっといたりする。
たとえば、
一昨年、必死にビュッフェで食事をとっていると
その横にメンタリストのdaigoさんがいたり。
今年も、ふらふら歩いていると
オリンピック銀メダリストの松田丈志さんが
いて、一緒に記念写真を撮りました!
同じ「たけし」ですねと松田さんが言ってくれて、
初めて気付きました。(笑)
さて、前置きが長くなりましたが、
パーティーで多くの著者と盛り上がって一致したことがあります。
それは、
「結局、大好きなことは続くし、
嫌なことってやらなくなるよね」
ということ。
それを続けるように指導するのが、
習慣化コンサルタントでは?
と言われそうですが、
実は、感情の流れに逆らうこと
(つまり嫌だという気持ちを抱えながら心を強引に
頭で説得して動かそうとすること)
は3ヶ月はやれたとしても、1年、3年、10年レベルで
続けることにはなりません。
感情の流れに沿って、習慣化することはとても重要です。
もちろん、億劫な気持ち、しんどいときに
何もしなくていいと言っているわけではありません。
気分の話をしているのではなく、
その行為自体が自分の感情の流れに沿っていない、
(つまり、本を読んだり、勉強をしたり、、、が義務感でまみれている)
といずれ苦痛によりやめていきます。
気分が乗らない日も、
やりきった後に、爽快な気持ちがあるなら、
それは感情の流れに沿っているのです。
分かりやすくいうと、
たとえば、
運動が良いと誰もが分かっています。
しかし、ジョギングが大好きな人と、
ジョギングが苦手な人がいます。
ジョギング好きな人は
「いやー、私も最初は嫌でした」
といいますが、
向いている人と向いていない人がいます。
もはや、これは好きか嫌いな、
合うか合わないかがあるということです。
私もジョギングよりはウォーキング、
ウォーキングよりサイクリングの方が合っている。
これは感情の流れに沿ってあった運動方法を
見つけていけばいいのであって、
ジョギングをしなければならない!!
と強引に自分に言い聞かせすぎると、
すぐに感情の流れに逆流して努力することになり、
毎回すごいモチベーションが必要になります。
一方、好きなことだとスイスイできる。
私にとって空手を始めて、筋トレはすごく楽しいし、
達成感がある。なにより筋肉が盛り上がってくる実感がたまらない・・(笑)
そして稽古でケリや突きの威力が増しているのを感じると、
さらにやる気になる。
これこそ、感情の流れに沿って、加速して習慣化している感覚です。
どうでしょうか?
年始の抱負を立てるときに、
その習慣はあなたの感情の流れに沿っているでしょうか?
楽しくてやるということは
恐ろしいほどに効果がある習慣化の観点です。
習慣行動を
楽しくてやるという
流れにチューニング(調整)するとすごく楽になります。
どうぞ、考えてみてください。