習慣化コンサルタントの古川です。
今日は、習慣化心理学その2として
挫折心理を解説します。
「続かない」
「やめられない」
この挫折にはどうも共通のパターンがあるのではないか、
と私は考えました。
100人の続く人、続かない人を
インタビューして何が挫折パターンとして存在するのかを
分析してみました。
そうすると、
見えてきたものは3つの挫折パターンです。
挫折パターン1.
ロケットスタートをしてすぐに失速する
私の感覚では、半分以上はこのパターンで
挫折します。最初に欲張って、気合をいれて無理な計画でスタートする。
1日、2日やったら
3日目にはももうトーンダウン。
トーンが下がると無理な計画が祟って、
何もやらなくなる。
そして、敢えなく3日坊主になる。
私自身も、このパターンで苦しんできました。
勢い良くスタートする人は、
・早起き、運動、日記、ダイエット・・・と一気に複数の習慣を始める
・ジョギング1時間など、気合目標を立てて、無理をしすぎる
これをやってしまうと、
続けることは難しくなります。
それは計画に無理があるのです。
続ける習慣では、
「1度に1つの習慣に絞る」、「ベビーステップで始める」
という手法で、乗り切る手法をお勧めしています。
挫折パターン2.
予想外のことに振り回される
生活とは実に複雑なものです。
計画したように毎日同じように流れるわけではありません。
残業が重なる日もある
風邪をひくこともある
雨が降って外に出れないこともある
飲み会など予定が入る
土日は家族サービスをする
など、日々変動だらけです。
この変動を想定しておかないと、
決めた行動を習慣にすることは難しくなります。
継続への障害物は何があるのか。
そして、その日に何をするのか?
を決めること。
習慣化のポイントは、
行動をゼロにしないことです。
挫折パターン3.
マンネリ化してやる気が下がる
人間の心理とはわがままなもので、
変化したくない!
という深層心理もあれば、
マンネリ化がイヤ!
と言い出す。
そのために、小さな変化と刺激を
持ち込むことが重要です。
ジョギングであれば、ルートを変えたり、ウェアを変えたり、大会に出たり。
英語の勉強であれば、テキストを変える
小さな変化を持ち込んで、
気分をリフレッシュすることが重要です。
マンネリ化の波に気づかないと
いつの間にか、トーンダウンして
習慣化をやめてしまいます。
今日は挫折3つの心理を解説してみました。
明日も、習慣化心理学ーその3を
お送りします。