習慣化コンサルタントの古川です。
誰もが幸せな人生を送りたいと
願うことは共通した目的だと思います。
幸福な人生とは、
2つの考え方があるのではないかと私は考えます。
1つは、
「毎日の幸福度×生きた日数」
という考え方。
毎日、しっかり快適な睡眠をとり、
運動をしてエネルギーに満ち溢れ、
一生懸命働き、友人とつながりを感じ
家族と笑顔で食事をして愛を感じる。
充足した毎日をいかに数多く過ごせるか
という積み上げです。
2つ目は、
「価値を感じる功績×数」
上記の考え方だと、毎日の快適さにフォーカスしていますが、
価値あることをいかに成し遂げたかという尺度で幸福を感じる人もいると思います。
人生において価値ある仕事、意味を感じる貢献を
苦労、試行錯誤しながら、時に猛烈な苦痛を感じながらも
積み上げていく。
大部分、
葛藤、不安、苦悩、対立というネガティブな感情だとしても、
最後に成し遂げたという魂の喜びがあれば、
人生幸せだったと振り返ることができるという考え方です。
みなさんはいかがでしょうか?
私は両方ありますね。
目標達成思考の強い私は、
2を重視するあまり、1を蔑ろにしてしまうことが
多かったものです。
時に、仕方がない睡眠不足、多忙、リラックスのなさは
あったとしても、達成のために常に「1日の快適さ」を
犠牲にすることを繰り返していました。
そこで、
自分の深層部分で感じていることを
問いかけてみると、
「今を最高に生きたい!」「エネルギーいっぱいでワクワクしていない」
「今も楽しく生きたい!」「常に希望に満ちた可能性を感じていたい」
という声があふれていました。
今を将来の目標のために犠牲にしない。
そこで、私の
気分を良くするための影響する因子
考えてみました。
1.睡眠の快適さ
2.自分との深い対話
3.学びと気づき
4.静けさ
5.自由
6.大きなビジョンとのつながり
7.積み上げている感覚
8.きちんと1日を始動してクローズしている感覚
9.挑戦したという実感
です。
これらはすべて習慣で解決するテーマばかりです。
つまり、気分は習慣によって変えられる。
たとえば、
上記に習慣を当てはめてみると、
このようになります。
1.睡眠の快適さ
1日7時間以上、たっぷり寝た感覚を得る。
起きた時に睡眠負債を感じていない。
寝る時間、起きる時間の習慣です。
2.自分との深い対話
これは、朝の瞑想、夜のウォーキングの習慣で
確保できています。
3.学びと気づき
私にとって、アウトプットの習慣が気づきの習慣です。
執筆時間、ブログ、音声収録の時間がこれに当たります。
また、毎日、読書をすることが学びとなります。
4.静けさ
これは瞑想と読書の習慣によって得られます。
5.自由
自由な夜の時間、スケジュールの余白です。
6.大きなビジョンとのつながり
スーパービジョンを確認して、ミッション・ビジョンを
見返していく習慣。
7.積み上げている感覚
8.きちんと1日を始動してクローズしている感覚
この2つは振り返りGPSとして、良かったこと、悪かったこと、明日どうするか
の15分の書く習慣がこのニーズを満たしています。
9.挑戦したという実感
毎月の大量行動実践テーマ10が挑戦心を満たしてくれます。
ちなみに、11月は20の行動を設定しました。(笑)
こう考えると、
毎日の気分は、習慣の結果として生み出される報酬のようなもの。
私たちが良い習慣によって得たいことは、
実は、この良い気分であることが多いのではないでしょうか?
早起きしたら、爽快感、自己肯定感を味わえるというように。
みなさんが1日を快適に過ごすために必要な
気分の影響因子を考えてみてください。
そして、そのために必要な習慣が何かを
考えて理想のスケジュールに組み込んでいくと
1日の幸福度は飛躍的に高まります。