私たちの欲求の宿命 | 人生を変える「習慣化」ブログ

人生を変える「習慣化」ブログ

習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

マズローが書いている

「人間性の心理学」(非常に小難しいのですが、500ページ以上もある)

にこのような記述があります。

 

 

当然ですが、

なるほどと思ったい一文です。

 

 

人間というものは、常に何かを欲している動物であり、

ほんの短時間を除いて、完全な満足の状態に達することはほとんどない。

 

1つの願望が満たされると、それに代わって別の願望がひょっこり現れる。

 

それが満たされるとまた別の願望が全面に現れるといった具合である。

 

全生涯を通じて、実際、常に何かを欲し続けるのが

人間の特徴であると言えるのである。

 

(人間性の心理学 p39より)

 

 

私たちの生涯は何かを欲し続け、満たし続ける。

これが宿命です

 

問題はどの欲求を欲し、どの欲求が動いていきたいかということ。

 


・それとも常にお金の心配、将来の不安という安全安心欲求が脅かされて、

 それを安定させるために必死に努力する時間を長くしたいのか?

・人間関係、恋愛・家族関係が崩れて、愛情・所属欲求が緊急事態を

 発している状態に生きるのか

・上司や周りから賞賛される、必要とされることにエネルギーを注ぐのか?

・ワクワク系欲求で動いている時間が長いのか?

・心の底から他人に貢献している喜びを感じ続けるのか?

 
欲求には、種類があり、
それぞれエネルギーの質が違います。
 
生理的欲求、安全・安心系欲求、愛情・所属欲求、承認欲求は
欠乏欲求を言われ、なくなるとそれを埋めたい!という衝動にかられる。
埋めるプロセスは身体と心の飢餓状態に近く、埋めたらそれ以上満足にならない。
 
一方、自己実現欲求はワクワク欲求で、
上限がなく、燃やすほど大きく膨れていく、欠乏欲求と異なり、
増えるほどにより豊かになる。
 
たとえば、
私で言えば、「これだ!」という使命感を持って本を書いているとき
創造と気づきというワクワク欲求が自分を支配します。
 
ここにいるときは時を忘れて、
没頭するし、そこにいる時はとても快感です。
 
このゾーンで動く時間が長い人生を送れるほど
幸せ感は高まります。
 

不安からの回避ではなく、

ワクワクの最大化という生き方。

 

まさに自己実現欲求、自己超越欲求で

生きられる人生を目指したいですね。