習慣化コンサルタントの古川です。
一橋大学院の教授であり、
「ストーリーとしての競争戦略」の著者である
楠木建氏が著書のインタビューで次のように答えていました。
共鳴したので引用します。
(戦略読書日記p476)
ーなぜ本を読むのかという根本のところをお話しいただけませんか?
楠木氏:僕、前々から不思議だったんですが、「ああ、体、動かしたい!」
とか言う人いるでしょう。スポーツ好きの健康的な人で。
「いい汗かきたい」とか「あしたは野球だ!」とか
「週末はトライアスロンだ!」とか。
ーはい、フットサルとかもですね。
楠木氏:これがすごく不思議で。ただね、なんとなく類推するのは、
僕の場合、アタマを動かしてないと動かしたくなるんですよ。
たとえばたわいのない雑談が延々と続いたり、単純なエンターテーメントの
映画を長々と観ていたりしていると。
ー「ああ、アタマ動かしたい!」ってなるわけですね。
で、本を読む。
対象は何でもいいんですが、アタマを動かして、
自分なりのロジックで「なるほど、ようするにこういうことか」
と手前勝手に納得できると、スカッとするんですよ。
以上が引用ですが、
これ激しく共感です。
休みの日は、一人でクーラーの効いた部屋で
アイスコーヒーを飲みながら、赤ペンを持って本を読む。
あれこれ考えて、気づきが生まれると、
それをブログに書いたり、本に書いたり、連載に書いたり、
習慣化の知恵の音声で話す。
こんな活動が、仕事でも趣味でもなく、
とってもナチュラル。
アタマを動かす派とカラダを動かす派
という分け方は、大まかですが
タイプ分けの1つとして、自己を知る視点になりますね。