羽生善治さんの思考習慣 | 人生を変える「習慣化」ブログ

人生を変える「習慣化」ブログ

習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

今、藤井聡太四段が注目されていますが、

すでに生きる伝説の棋士である

羽生善治氏の言葉は、一流の思考習慣を

学ぶ上で、イチローと肩を並べて参考になります。

 

 

書籍(将棋から学んできたこと 朝日文庫より)

から3つの言葉を引用したいと思います。

 

まず、羽生さんが努力を続けるについて語っている


将棋ははやり一年一年の積み重ねが大切なのですが、

プロになった人たちというのは、いま努力しても、

突然強くなるということはほとんどありません。

 

反対に、努力しないからといって突然弱くなるということも

ありません。

ですから、「努力しよう」という気持ちが、だんだん衰えてしまう

ところがあります。

 

すぐに結果が表れる世界ではないのです。

半年たって、一年たって、二年、三年たってというふうに、

長い年月で見ると、頑張って成果が少しずつ、少しずつ表れてくるんです。

 

 

これ、いい言葉ですね。

地道な努力がいずれ大きな違いになる。

その努力をどれだけできるかが差を分ける。

 

まさに習慣化です。

 

次に、羽生さんは

最強棋士になった後、どのように学んでいるのでしょうか?

これも引用したいと思います。
 

常に時流に敏感になるためにも、考えることや学ぶことは

続けていかなくてはいけないなと思っています。

それは「いくつになったからこういう段階を踏まなければならない」

ということではなくて、年齢に関係なく、続けていかなければいけない、

大事にしなければならないと思っています。

 

私は、その人の実績にとらわれず、ほかの人の棋譜を見るようにしています。

たとえば、新四段どうしの組み合わせだからといって、棋譜を見ないという

ことはないんですね。

一通りざっと目を通して、「なにかおもしろそうだな」と思ったときには、

学ぶようにしています。

 

 

自分より段位が下の人から学べるのは、

羽生さんの貪欲さととらわれない心から生まれるのですね。

ともすれば、王様になった気持ちを捨てたくなければ

格下の人は見ないのでしょうが、

そもそも羽生さんを伝説の棋士に押し上げたのは

こういう学びと成長の姿勢を持っているからなのだと思います。

 

 

七冠王になったあとの目標は?

長く第一線で活躍するということ

 

 

また、羽生さんは

「変化を恐れず進化し続ける」

とも言っています。

 

もう、目標というよりは

生き方の姿勢、意図ですね。

 

 

羽生さんは自己啓発書をたくさん出されているので

手に取っていただくといいと思います。

 

私も思考習慣を研究する際に

多く本を読んだり、講演を聞きましたが、

とても考え方の習慣が参考になります!