なぜ、学びを行動に繋げられないのか? | 人生を変える「習慣化」ブログ

人生を変える「習慣化」ブログ

習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

私はたくさんの企業研修や個人向けのセミナーなど

累計1300回以上登壇してきました。

 

 

また、自分が受講するセミナーや講座も

数百を超えるとおもいます。

 

 

最近、受講する立場で痛感したこと、

それは、

 

「やる気と気づきはすぐに消える」という原則です。

 

セミナー受講時に、あれだけ旺盛だったやる気は

トーンダウンします。

セミナー受講時は、その学びだけに100%集中していますから、

当然やる気はピークです。

 

しかし、セミナー会場を出た瞬間から別のことに意識を向けます。

「家族にお土産買って帰ったほうがいいかな」

「夕食どうしようかな。」

「あっ、メール返信し忘れていた!」

 

こんな具合に別のことに意識を向けていると、

トーンは冷めていきます。

 

私たちの思考は焦点を当てたものに、

情熱を向けられるようになっているので、仕方がないのです。

 

また、「気づき」についても同じです。

「あー、やっぱり行動しなきゃだめだな。」

「やっぱり自分を振り返ることが重要だな」

「今この瞬間を生きることが大切なんだよな」

という気づきも、残念ながら長続きはしません。

 

気づきとは、線香花火のようなもので、

一瞬「バッチ!」と鮮やかに火花を散らしますが、

すぐにボトッと消えてしまいます。

 

だから、気づきも一瞬のもので、すぐに消えてしまいます。

 

 

大切なことは、

学びを得たとします。

 

その時、

「やる気と気づき」がなければ、そもそも意味がありません。

問題は、この瞬間的なやる気と気づきを行動に変換するチカラが重要なのです。

 

 

つまり、

「やっぱり自分を振り返ることが重要だな」

行動に変換します。

 

朝の通勤電車で、

昨日の良かったこと、反省すること、今日どう過ごすか

を15分ノートに書く

 

と行動変換します。

 

 

どうでしょうか?

この気づきが行動に変換された文章を見て、

どう思われますか?

 

気づきは大海の一滴として消えてしまっても、

行動文は明確に現実に宿ります。

 

つまり、通勤電車というシチュエーション、

15分という時間、

何を書くか、どこに書くかを決めたときに、

現実に存在させることができます。

 

できたか、できなかったか、

この二つに一つの世界です。

 

 

こうなれば、

気づきは、もう消えてしまっても大丈夫です。

 

あとはやる気ですね。

 

ここは、ベビーステップで

モチベーション関係なく行動できるように、

すぐに今日からノートに1分でいいので書いてみることです。

 

明日も3分、その翌日も通勤電車で簡単にでいいので書く。

 

ここからは、このブログでも

私の続ける習慣でも述べている、習慣化です。

 

 

行動は、一時的な行動もあれば

習慣的に繰り返すものもあります。

 

 

いずれにしても、

気づきを行動に変換し、

やる気はベビーステップで

習慣化してモチベーション入らずにしてしまう。

 

これが、学びを安定的に行動につなげるコツだと私は考えます。