習慣化コンサルタントの古川です。
習慣には、必ず飽きるタイミングがやってきます。
だんだん、新鮮味がなくなり、
緊張感が失われ、それと共にやる気がなくなる。
発見も気づきも達成感もなくなる。
こうなると、
続けるモチベーションは低下します。
これが最後にやってくる波であり、
これは繰り返しやってきます。
ここを乗り越えるためにどうするかを
工夫してみましょう。
私も朝のルーティンがマンネリ化の時期を
迎えています。
マンネリ化は悪いことではなく、
一定のパターンで繰り返すと、
早かれ遅かれ、必ず起きてきます。
ここでモチベーション低下を無視して
「ここを歯を食いしばって頑張らなければ・・・」
をやると、いずれ挫折してしまいます。
変化をつけるわけですが、
ここで新しい工夫をしてみましょう。
たとえば、私は
朝のルーティンの1つに
「書く習慣」があります。
ノートを開いて、
「大切なことを15分集中して考える」
ことをやってきました。
非常に有効な方法ですが、
最初のマンネリ化の波は2ヶ月目ぐらいにやってきました。
その時は、ノートを変えました。
モレスキンのノートから手帳に切り替えました。
当初は、目標とその行動のみをひたすら描いていましたが、
書くテーマのバリエーションを増やしました。
これで最初のマンネリ化の波を乗り切りました。
次に、6ヶ月目でやってきたマンネリ化、第二波。
徐々にパターン化された行動は、モチベーションいらずで
進めることができるメリットがある反面、思考停止状態で
動いてしまうという側面もあります。
特に深く考える!という目的である以上、
没頭して深く考えることができなくては意味がありません。
しかし、ルーティン化して、緊張感がなくなると、
書いている最中も気が散ってしまいます。
そこで、何がいいかを考えて行き着いた結論は、
振り返りGPSとプランを15分で書くようにしました。
さらにパワーポイントで、
次のようなGPSワークシートにタイピングするようにしています。
手で書く効果は間違いなく特別ですが、
新鮮味を持つためにタイピングにしてみましたが、
圧倒的に書くより早く、綺麗な文字を見ているとなぜか整理された感じがある。
いずれにしても、
毎日をしっかりと振り返り、プランを立てる。
これを朝にやるようにし始めました。
当然、高密度PDCAをやっていたわけですが、
このワークシートを埋めようとすると、結構な深い振り返りが
必要です。
毎日の行動を1日思い出し、詳細を振り返る。
これで、身が引き締まるというか、
小さな達成感と反省を繰り返し、プランを立てると、
私の中の目標達成欲に火が付きます。
目下、今の書く習慣は、
私はこのように変化をつけてみました。
やり方はそれぞれですが、
緊張感と新鮮味を持ち込み、
再度目的に沿うよう行動に変化をつける。
これは、知得の世界ではなく、
体得の世界です。
いろいろ試して、しっくり来るものを探してみてください。