習慣化コンサルタントの古川です。
続けるためには、
どうすればいいのでしょうか?
どんなに飽き性だ、続ける根性がないと言う人にも
続いていることがあったりします。
Aさん
ジョギングも、禁煙も、ダイエットもダメ。
でも、唯一水泳だけは続いています。
Bさん
資格勉強を始めてもすぐ挫折、会計簿もダメ。
ただ、唯一日記だけは続いています。
Cさん
週に2回のジム通いができず、幽霊会員。
でも、唯一ブログと読書だけは続いています。
さて、続けられる人、続けられない人が
いるように思いがちですが、
実は、どんな人も何でも100%習慣化できる人はいません。
当然、私もです。
ただ、どんなに飽き性な人も0%ではありません。
では、何がその違いを生むのでしょうか?
これは、心理法則です。
私たちは、
「快感を求めて、苦痛を避ける」という原則を持っています。
快不快の法則と言ってもいいでしょう。
タバコを吸うのは、その最中の快感があるから、
ジョギングがしんどくで続かない人は、走っている最終の息苦しさという
苦痛を避けたいから続かない。
この第一原則を抑えることが重要です。
もちろん、
そこを意志力や習慣化の技術で乗り越えるべきではないかという
声があるのは承知の上ですが、
「快感を求めて、苦痛を避ける」という人間が本来持つ
心理法則に逆らうより、乗じた方が続けやすいのは言うまでもありません。
そこで、強く提唱したいことは、
習慣化したいことを
「楽しくする!」
ことです。
「どうやったら楽しくなるのか?」
「辛さ、苦しさをなくせるのか?」
「遊び感覚で取り組むとしたら?」
「楽しさを最優先で考えるとしたら?」
と徹底的に!
楽しくすることです。
実は、真面目な人ほど、
勉強だから辛くて当たり前
家計簿は完璧につけないと意味がない
運動は心拍数にこだわるべき。
と
「〜すべき」思考が強くて、
義務感満載の行動プランになることが多いのです。
もっと、「〜したい」思考で
楽しくする工夫をすると、心理法則に沿って
楽しいから取り組むことができます。
さて、先ほどの
Aさん
唯一水泳だけは続いています。
これは、なぜでしょうか?
毎日15分だけしか泳がないと決めているそうです。
もう少しやりたいな!と思うところで終了して帰る。
そうすると翌日、また泳ぎたくて仕方がない気持ちを
維持できるそうです。
また、ジョギングをストイックにやるより
水泳の方が楽しいと感じられるそうです。
これも快感の法則ですね。
Bさん
資格勉強を始めてもすぐ挫折、会計簿もダメ。
ただ、唯一日記だけは続いています。
日記を書くと、心がすっきりすると言います。
毎日、気分だけでも1行書くだけで
1日が締まる。
書くことでストレス解消になっているようです。
これも快感ですね。
Cさん
週に2回のジム通いができず、幽霊会員。
でも、唯一ブログと読書だけは続いています。
ブログを書いて、反応をもらえることが
楽しいそうです。また読書は知的興奮が湧いてきて
読まずにはいられない。
これも100%、快感のエネルギーですね。
あなたが続けない習慣を
「快感化」できないでしょうか?
その工夫をすることこそ、とても合理的で
続く法則に乗るためのインパクトのあるプランになります。