習慣化コンサルタントの古川です。
習慣というと、日記・片づけ・運動など
大きなものを考えがちですが、
私たちの生活のかなりの部分が習慣化で
できています。
習慣とは、
無意識的に繰り返す行動
ほぼ考えずに繰り返す行動
モチベーションに頼らず自動的に行う行動
です。
今日1日、朝から夜寝るまでの習慣を意識してみましょう。
たとえば、
Aさんのケースはこんな習慣を発見しました。
朝目覚める
15分ぐらい寝床でゴロゴロする
リビングにいくとテレビをつける
テレビは「決まってめざましテレビ」を見る
パンを食べながら、コーヒーを飲む。
シャワーを浴びて歯磨きをする
出社のために着替える。
(まずワイシャツを着て、髪をセットして、スーツを着る)
7時45分に自宅を出る
小走りに駅まで走る
7時55分の電車に駆け込む
電車の中ではスマホでyahooニュースを見る
会社に到着するとまず机の上の郵送物を開く
メールを見ながらエンジンをかける(約30分)
メールは古い順から読んでいく。ccもtoも区別なく読む。
読みながらすぐに返信できるものに返信していく
10時の会議に5分遅刻して参加する
12時に昼食をとる(近くのお弁当屋で幕の内弁当を買う)
机でメールを見ながら食べる
夕方20時になったら「そろそろ帰ろうか」とパソコンを閉じる
会社近くの本屋に立ち寄り、雑誌を読む
帰りの電車ではスマホでゲームをする
家に帰ると子供と食事をとる
お風呂に入る(15分程度)
ビールを開ける。大体2本を飲む
23時半になるとあくびが出始める
24時に床に着く
さて、これらつぶさに意識してみると
習慣だらけです。
私たちは
パターンを繰り返す動物なのです。
しかし、ほとんど無意識的に、自動的に繰り返していることが
多いのです。
さらに行動だけではなく、
ものの捉え方、発言、考え方はもっとパターン化された習慣です。
大切なことは、
まず無意識的な行動を意識すること。
1つ1つ、自動的に行って、記憶に残らない行動を
意識することで、気づけることがたくさんあります。
どうぞ、今日1日、
「あー、これまさに習慣だな」と
小さな行動に注意して意識してみてください。
習慣の生き物であることを認識できると、
自分の好ましいパターンをつくる第一歩を踏み出せます。