習慣化コンサルタントの古川です。
本当の習慣化力とは、
目的志向、本質志向で
自由に、新しい習慣を始めたりやめたりできる力だと
私は思っています。
習慣行動にとらわれて、
豊かさを失ったり、結果に影響しないことを続けてみたり・・・
本質から外れた解決策としての習慣行動を繰り返しても
これは意味がない。
さて、
生活習慣は、習慣の連合体です。
私たちの生活習慣は、
朝起きて、新聞を読んで、歯磨きして、
着替えて、同じルートを歩いて会社にいって、
朝一番pcの電源を入れると、メールを見て、そこからアウトルックを
立ち上げて・・・
と恐ろしく自動化しています。
全体リズム、習慣システムが9割の生活を動かしていて、
私たちはほとんど、それに対してはロボットのように
決まった習慣プログラム通りに動いています。
ある人は、ビールの栓を抜く時間が
毎日恐ろしいほど正確に決まっていると
語っていました。
ほぼ思考停止状態で、
決められた生活習慣を繰り返しています。
さて、この生活習慣を衣替えのように
1年間に2−3回ぐらいは組み直して
見直してみてはいかがでしょうか?
という提案です。
夏に差し掛かりつつある今は、
朝型リズムにしやすい。
朝、90分早く出社して、
2時間早く帰る生活にしてみるとどうでしょうか?
2時間早く寝て、90分早く起きる生活をしてみては
いかがでしょうか?
日の出、日の入りと共に生活リズムを意図的に変えるのは
合理的であり、変化を設ける意味でも効果的です。
ただし、この生活リズムを変えるのは
全体デザインが必要です。
想像に難くないのが、
寝る時間を2時間早くするのは、相当な困難が発生します。
・夜2時間で楽しんでいたテレビ、家族との時間、読書など
全ての時間を他に分散する必要がある。
・食事の時間、家族の寝る時間、家族と過ごすリズムを
大幅に変更する必要がある。
生活習慣とは、
行動の集合体であるだけでなく、
感情生活のリズムも背後に存在します。
夜、つかの間の自由時間を削るのは
精神的なリズムを整える上で危機的な辛さを感じるものです。
会社と自宅の往復だけの生活になりそうで、、、、
こんな声も出てきます。
子供の寝る時間、配偶者との時間、会社の付き合い、
全てのリズムを全体設計し直さないと、
とても生活習慣を衣替えすることはできません。
私も夏にかけて、
生活習慣を変える調整を始めています。
まずは、妻と子供の寝る時間の調整から。。
みんなにとってwinwinになるような
リズムを創造しなければ、納得されません。
さらに、最初は既存の生活習慣への愛着から
簡単に変更したくない心理が生まれます。
よって、お試し期間が必要です。
新しい生活習慣を家族で実験して、
何が良いのか、何が悪いのかを
共有して変えていく。
地道な微調整も必要です。
でも、夏、日が長くなった今は
生活習慣を夏仕様に衣替えしてみてはどうでしょうか?
会社によってはサマータイム(出社と退社時間を早めにする)がありますが、
これを自分で行う。
朝型リズムにすると、
全く気分が変わります!