習慣化コンサルタントの古川です。
今、試行錯誤して研究しているのが、
読書習慣です。
その中でも、
積ん読について書きたいと思います。
さて、積ん読は本好きの人の一つの
課題だと思います。
ご多分漏れず、私も同じです。
戦略として、
積ん読を読んでから、
新しい本を買う。
そこで、新規購入をストップしてしまいました。
積ん読の本は、取捨選択して
未読本でも読む価値なしと思った8割をバッサリ捨てました。
思い切った決断も必要ですが、
無駄な本に振り回されるのは本末転倒。
今、残った最高の書達を読むようにしています。
このような活動をしてみて、
2つ発見したことがあります。
1つは、
新規の本を購入が減ると読書時間そのものも
減るということです。
新規の本は、購入した時の興奮があり、
どの時間より読むことが優先時間になります。
私の場合、知的興奮に火がついてしまうと、
風呂に入りにながら読む。
そして、のぼせるまで読んでしまいます。
エレベーターの時間も読みます。
電車に乗っていて、
まだ読みたいと思ったら、山手線をもう一周していました。
というぐらい、知的興奮のスイッチが入ると
爆発的な読書量になります。
でも、積ん読本にはこの爆発的な知的興奮を引き起こすものは
ないんですね。
もう、想定内というか、その時期を過ぎてしまったというか。
もっと冷静な付き合い、読書になります。
男女の仲にも似ているかもしれません。(笑)
もちろん、今はそれを選んでいるのでそれでいいのですが、
この爆発的な知的興奮は、効用があるとか、ないとか関係なく、
単に快感なんですね。もう趣味です。
新規購入をストップして失ったものは
この感覚でしょうか。
2つ目は、
積ん読分析をすると、
無駄な積ん読が発生するメカニズムがつかめたこと。
大体、本屋でしっかり中身を見て買った本の
ハズレ率は少なく、積ん読に回るのも少ない。
一番ハズレ率が高く、積ん読の原因の8割は、
1冊の本を読んでいて、いい本だと思った中にある
・引用の書
・その著者の別の本
を古本で購入した場合です。
つまり、中身も見ずにレビューだけで買った本です。
これらはかなりの確率で、
読まれていません。
でも知的興奮と共に買いたくなるものですよね。
アマゾンでポチポチ押している間に本だらけ。
その最大の問題は、連鎖衝動買いです。
なるほど、この買い方を止めれば
もっといい本を読める気がします。
「本は全て本屋で選定する!」
このルールを1つ徹底するだけで、
私の積ん読は減りそうです。
あなたも積ん読本分析をなさってみてください。
シンプルな諸悪の原因が見つかるかもしれません。(笑)